ニューヨークを拠点に活動し、Mister LiesやQuiet Friendの片割れとして作品を発表してきたアーティスト、Nick Zancaが8月にリリースするニュー・アルバム『Hindsight』を発表。フィールド・レコーディングを中心に構成された2021年の『Cacerolazo』に続く、彼自身の名義で出す2枚目のアルバムで、彼は今作を初のシンガー・ソングライター・アルバム、あるいは “シンガー・ソングライターを作り始めてからずっと待ち望んでいたレコード” と表現しています。
「2000年代の変わり目に子供としてアスペルガー症候群の診断を受けた者として、私は、行き当たりばったりの文化的スタンス、曲がった教育法、そしてスペクトラムの子供たちと関わるために使われる疎外的な言葉を目の当たりにしました。この曲は、そのすべてがどのように見えたかについて、より建設的な代替案を提示する試みであるだけでなく、子供が自分の可能性をフルに発揮する以外の何かを見ることを許してしまうような態度に対する中指を立てた反論でもあるのです」
