言葉にできない恋心を音楽に。LowertownがSummer Shade移籍第一弾となる新曲で描く、陶酔と執着の境界線。

ニューヨークを拠点とする Lowertown が、ニューアルバム『Ugly Duckling Union』のリリース発表とともに、新曲「I Like You A Lot」を公開しました。「どう説明すればいいかわからない」という印象的なフレーズで始まるこの曲は、言葉で伝えるのが難しい感情と格闘する、音楽の本質を突いたチャーミングで荒削りな耳馴染みの良いナンバーです。あわせて、彼らがレーベル Summer Shade と新たに契約したことも発表されました。

メンバーの Olivia Osby と Avsha Weinberg によれば、この楽曲は「新たな恋への希望や、遠くから誰かに憧れ、空想を巡らせる陶酔感」について書かれています。まだ相手をよく知らないまま恋に落ち、共に過ごすかもしれない時間の可能性に胸を膨らませる感覚は、時に強迫観念や執着に近いものになり、まるで身体を支配する「病」のようでもあります。しかし彼らは、それは必ずしも悪いことではないと語ります。

また、この曲には自分の抱く感情が相手に受け入れられるのか、あるいは報われないのかという不安や不確実性も投影されています。発表と同時に公開された「I Like You A Lot」のミュージックビデオは、そんな恋心の愛らしさと不安定さを象徴するような、親しみやすく心に響く映像作品に仕上がっています。