Harmony – “Apple Pie”

昨年、爆発的なアルバム『Gossip』をリリースした後、アーティストの Harmony は、自身のプロジェクト Girlpool 時代のエモーショナルなインディーポップ路線へと回帰しています。この方向転換を示す最新の楽曲が、ニューシングル「Apple Pie」であり、その美しさが際立っています。

LAを拠点とする Harmony は、「Apple Pie」について、「境界線を持つことの代償と、自己防衛が私たちを孤独にさせる可能性について歌っている」と説明しています。特に、「She looks really pretty/ Yeah I heard she’s really nice/ I know that you’ll fuck her over your entire life.」(彼女はとても可愛く見える/ええ、彼女は本当に優しいと聞いた/知っているわ、あなたは彼女の人生すべてを台無しにするでしょう)という歌詞は、感情的な痛烈さを伴います。この曲は、華やかなシンセサイザーよりも物憂げなギターを重視した先行シングル「Where Strangers Go」と「Anything」に続くものであり、Amalia Irons が監督したミュージックビデオも公開されています。

Harmony – Where Strangers Go

Harmony Tividadは、かつてGirlpoolの一員として知られていたアーティストで、現在は単にHarmonyとして、不機嫌で挑発的なポップミュージックを創り出しています。昨年、彼女はフルレングスデビューアルバム『Gossip』を発表し、その作品はまさに「Brat」的な色合いを持っていました。しかし、今回リリースされたシングル「Where Strangers Go」は、『Gossip』以降初の作品で、これまでの彼女の音楽とは異なり、より繊細でシンプルなアプローチが特徴です。

キーボードの伴奏だけをバックに、Harmonyは愛することが全てを台無しにしてしまうのではないかと不安を抱く心情を歌っています。この曲は美しく感動的であり、Girlpoolが手掛けた可能性のあるバージョンを想像するのも容易です。プレスリリースでは、Harmonyがこの曲について「人生の無限に変化する性質と、それに和解しようとすることについて」と語っています。Manon MacasaetとSophie Dayが監督したミュージックビデオでは、Harmonyと彼女の恋人がニューヨークの街を歩き回る様子が描かれ、彼女の子供時代の映像も織り交ぜられています。