Celestial Shore – Enter Ghost (Hometapes)

酒に選択肢のない店。つまり日本酒は日本酒だけでひとつ、焼酎も焼酎だけでひとつ、当たり前だがビールは瓶ビールだけ。仕事場から近いのに、なかなか行く機会がなかったが、もうめったに来ること無いかもと思い、先輩若手に連れて行ってもらう。噂通り店は狭く、名物の焼酎は一口貰って試すが超危険な味でその後は一切拒否。あまり気乗りはしなかったが、一品日本酒に挑むことにした。焼酎ほどではないが、やっぱヤバい感のある味。そんなに飲んでないけど、記憶に影響を与える酒だ。ひどく酔っては無いが部分的な覚えが無い。串も言うほど旨くなかったし、もう行かない。キリッと収まらなかったけど、今日はもういっちょ辛口で続けます。デビュー作にしては完成度高すぎて嫌味ったらしいバンドだと思っていたら、少し分り易い方に歩み寄ってくれた。さっきのバンドみたいに長めの曲で複雑に引張ることも出来ると思うけど、あっさりとした長さにする辺りがやっぱ憎たらしい。この音楽こそが計算高いものと思うが、その賢さが全面に出ているのが鼻につく。この音楽を素直に楽しむか、インテリぶるんじゃねえと外方を向くか、どっちにしていいか分らない試されている感じが、やっぱりムカムカするなあ。

Au.Ra – “Morning”

デジタルや7インチのシングルはリリースしていたシドニーのデュオ、Au.Raが遂にフル・アルバムをリリースするようです。メンバーは、Tim Jenkins (parades)とTom Crandles (Colours, Ghotwood)の2人で、そういえば元々のバンドの動きがあまりないような気もしますが、Au.Raのアルバムは、ロスアンジェルスのFelteレーベルからリリースになります。アルバムから先行曲が幾つか聴けまして、ドリーミーなインディ・ポップが気持ちよいっす。アルバム’Jane’s Lament’は、3/3にリリース。

Littler – Get a Life

盛り上がってるフィラデルフィアのインディ・シーンから、女子3名と男子1名のノイズ・ポップ・バンド、Littlerの新作EPからのストリーム。グラスゴーのカセット・レーベル、Number4Doorからリリース。

Trust Punks – “Gordian Knot”

ニュージーランドのオークランド出身の5ピース・インディ・バンド、Trust PunksSpunk Recordsからリリースするデビュー・アルバム’Discipline’からのストリーム音源です。”Gordian Knot”は、Cap’n Jazz, Joan of Arcに、ニュージーランドらしいDIYロックを交えたような曲。”Through The Thicket”は、Paraquet Courtsに、やはりNZL的なニュアンスを加えたような感じで、凄く良いっす!

Leapling – “Crooked”

Exploding In SoundとInflated Recordsが共同でリリースするブルックリンのノイズ・ポップ・カルテット、Leaplingのデビュー・アルバムから先行曲”Crooked”です!ノイズ・ポップな要素の他に、ヒップホップ、クラウトロック、ドリームポップ、そしてサイケロックを交えたようなサウンドで、とてもセンスがいいバンド! デビュー・アルバム’Vacant Page’は、2/10にリリースです。

Mitski – Bury Me At Makeout Creek (Double Double Whammy)

普段通ってるコーヒー屋もいいが、もう来る事ないかもしれないと思い少し遠めのコーヒー屋に行く。工藤似の店主の接客が過剰でウザくて、オッサンがいない日を狙っていったが、今日は土曜日ってことではりきって働いていた。例のごとく聞いてもない事を説明し、味見ってことでクリスマス・ブレンドの名付けられたものをサンプルで頂く。美味しかったとでも言うと面倒なので無のままお返し。工藤がいない日のスタッフのお姉さんは伸び伸びしていていい感じなんだけどね。 さて、このお姉さんは誰かからのプレッシャーは全然無しで、自分のやりたいようにやっている。だからこっちも気分良く頂ける。名前の通りおそらく日系と思われる彼女の音楽は、どうせシンプルなものだろうと決めつけてはいけません。たぶんこれが初めての作品と思うが、大胆で不思議。歌い方は今をときめくAngel Orsenにも近いけど、こちらは根っこがオルタナ。Alex G.といい、今年はちょいオルタナな新人ソロ・シンガーの当たり年でしたね。

Nite Fields – “You I Never Knew”

最近はロックというか、ニューウェーヴ、ポストパンクな作品が続くロスアンジェルスのレーベルFelteですが、次のリリースもロックです。Nite Fieldsは、地元のRost Race Recordsから7インチとスプリット作を2012年にリリースしていたブリスベンのバンドで、今回が初のアルバム・リリースになります。アルバムからの先行曲”You I Never Knew”は、Real Estateの様なサウンドなんだけども、影のある暗いヴォーカルという、ちょっと変な組合せ。彼等のデビュー・アルバム’Depersonalisation’は、Felteから2/3にリリースです。

Big Hush – “Wholes”

ワシントンDCを拠点にするDIY~シューゲイズ・バンド、Big HushがDZ TapesからリリースしたEPから。脱力インディ・ロックと、フォーク系のアーティストに通じるような落ちついたトーンの女性ヴォーカルが凄くいいです!

Screaming Females – “Ripe”

ニュージャージーのインディ~パンク・トリオ、Screaming Femalesが間もなくリリースする6作目になる新作アルバムからの先行曲”Ripe”をアップしました。90sオルタナからの影響とクールでパワフルなサウンドで、女性フロントマンのMarissa Paternosterの持っているキャラクターがこのバンドの肝になってます。新作アルバム’Rose Mountain’は、2/24にDon Giovanni Recordsからリリース。

Breakfast in Fur – “Shape”

ニューヨークの5ピース・バンド、Breakfast in Furが初めてリリースするフル・アルバムからの先行曲”Shape”がアップされました。爽やかでクオリティーのある演奏によるインディ・ロック路線で、+/-{plus minus}とかにチャンバー要素を若干加えたようサウンドです。デビュー・アルバム’Flyway Garden’は、2/3にBar/None Recordsからリリースです。