イギリスのシンガーソングライター Beth Orton が、世界的に絶賛された2022年のアルバム『Weather Alive』以来となる新曲「The Ground Above」をリリースしました。8分間に及ぶこの大作は、彼女の音楽的才能が完全にコントロールされた圧巻の仕上がりとなっています。静かな幕開けから、ピアノと情緒的なギターが織りなす広大なキャンバスの上で、彼女のハスキーで深みのあるボーカルが「悲しみのように無敵で、春の刃のように激しい」といった強烈なイメージを鮮やかに描き出します。
楽曲は、トランペットや躍動感のあるベースが加わるにつれて、静かな風から感情の嵐へと忍耐強くビルドアップしていきます。歌詞の中では、過去の個人的な記憶をたどりながらも、終盤には「もっと高く引き上げて、空に触れたい」と叫ぶ切実な現在へと転換。過去を振り返るだけでなく、今この瞬間を生きるエネルギーを込めた、エモーショナルで力強い救済のアンセムに仕上がっています。
