ARTIST : Surprise Chef
TITLE : Superb
LABEL : Big Crown Records
RELEASE : 5/16/2025
GENRE : jazz, funk, soul, instrumental
LOCATION : Melbourne, Australia
TRACKLISTING :
1. Sleep Dreams
2. Bully Ball
3. Body Slam
4. Consulate Case
5. Dangerous
6. Websites
7. Fare Evader
8. Tag Dag
9. Plumb Tuckered
10. Dreamer’s Disease
11. Slippery Dip
世界的に有名なオーストラリアのシネマティックソウルバンド、Surprise Chefがニューアルバム『Superb』で帰ってきました。このレコードは、彼らのクリエイティブなアプローチの変化を示し、音楽の熱量を上げています。これまでのような綿密な作曲とレコーディング技術から、よりルーズで計画性の少ないアプローチへと転換し、制作過程にもっと軽快さをもたらそうとした意図が、十二分に表れています。高いレベルのミュージシャンシップは依然として中心にありますが、このアルバムでは彼らのサウンドをよりエネルギッシュで楽しい方向へと押し進めています。
アルバムのオープニングトラック「Sleep Dreams」は、Surprise Chefがこれまで聴かせてきたサウンドに最も近いものですが、リードシングルの「Bully Ball」が始まると、彼らが今作で新たな扉を開けに来たことがはっきりと分かります。この曲のざらついたドラムはスピーカーを轟かせ、パーカッション、キーボード、ベース、ギターの刻みがその上に乗り、しっかりとグルーヴをキープしながらファンクを持ち込みます。バンドは、「Body Slam」のような楽曲でアレンジメントの境界を押し広げています。この曲は甘いソウルナンバーのように始まりながら、180度転換してダークで不気味な雰囲気になり、ミキシングボードから2つ先のバスルームにティンパニを隠して作り出したサウンドを中心として展開します。同じ実験精神は「Fare Evader」でも現れており、そこでは、70年代のSF映画のロボットのサウンドエフェクトのようなシンセの音色が、また別の首を振らずにいられないリズムトラックに散りばめられています。彼らは、「Consulate Case」や「Tag Dag」といった楽曲でダンスのテンポを上げています。前者はアフロファンクから影響を受け、後者はジャズファンクからです。「Websites」ではSurprise Chefの美しいバラードの世界へと深く誘い、「Dreamer’s Disease」では美しく幽玄なトラックを作る彼らの能力を改めて示しています。
ニューアルバム『Superb』、新たなアプローチ、そして世界ツアーの計画と共に、Surprise Chefはアンダーグラウンドで最も愛される存在から、誰もが知る名前にステップアップしようとしています。私たちは間違いなくその瞬間を待ち望んでいます。





