supernowhere – Skinless Takes A Flight

ARTIST : supernowhere
TITLE : Skinless Takes A Flight
LABEL : Topshelf Records
RELEASE : 3/4/2022
GENRE : indierock, indiepop, mathrock
LOCATION : Seattle, Washington

TRACKLISTING :
1.Circles
2.Dirty Tangle
3.Amphibian
4.Basement Window
5.Skinless Takes A Flight
6.Augury
7.The Hand
8.Gently Inert
9.Ecdysis

supernowhereの ‘Skinless Takes A Flight’ を構成する9つのスリスリとした曲の大半は、デビュー作 ‘Gestalt’ に収録されなかったカットでした。しかし、バーリントン(VT)からシアトル(WA)へと国を越えて集団で移動した後、廃盤になった曲は、華々しく、時にうっとりするような曲へと大きく変化しました。

脈動感のある “Circles” は、共感についての軽快な考察でアルバムのオープニングを飾ります。ミドルテンポのシンコペーションの中で、控えめなギターがメロディックなドラムの周りを行き来します。supernowhereのメンバーである Meredith Davey(ベース、ボーカル)、Kurt Pacing(ギター、ボーカル)、Matt Anderson(ドラムス)は、最大限の相互作用と共同作曲の野心を共有しており、鮮明なドリームスケープとそこから得られる深遠なエピファニーを想起させる、きれいに結びついた楽曲を生み出しています(”The Hand”、”Ecdysis”)。アップビートな “Dirty Tangle” では、デイビーの声が Pacingの角張ったアルペジオの中を滑るように進み、独特の下降するような歌い方で自分のリズムの道を切り開いています。

“Skinless Takes A Flight” は、バンドがシアトルに移住して間もなく出会ったエンジニアのDylan Hanwright(mix.Gulfer、mem.Great Grandpa、I Kill Giants)の助けがなければ、実現しなかっただろう。ハンライトは、アルバムを録音したスタジオを、パンデミックの間、一時的なリハーサルと作曲のためのスペースとして提供してくれました。そのおかげで、彼は音楽に深く精通することができ、結果として、作曲されたものと同じように親密に録音されたアルバムとなりました。”Augury” ではボーカルの一瞬のハーモニーが、”Basement Window” ではスパイラル状のカオスが聴けるように、”Hanwright” は小さな瞬間も輝かせてくれました。