ARTIST : SK.EIN
TITLE : Rove
LABEL : Coastline Northern Cuts
RELEASE : 8/12/2022
GENRE : electronica, downtempo, ambient
LOCATION : Belarus
TRACKLISTING :
1.Salavejka
2.Aral
3.Further Than It Seems
4.Pharos
5.Forest
6.Fog
7.Berdiansk
8.Travushka
9.August
ベラルーシのアーティストSK.EINのセカンドアルバム ‘Rove’ を紹介します。
部分的に露出オーバーのアナログ写真を想像してみてください。その写真には、夕日に照らされた広大な土地、地平線上に森がある果てしない野原、そして家を離れての長いハイキングの期待が込められています。’Rove’ へようこそ – 旅、映画、夢、そしてアルバム。
果てしなく続くハイキングは、超越的で官能的な体験、子供の夢、大人の旅の両方を集め、’Rove’ の基礎となった。このアルバムの9つのトラックは、一方では放浪者の個人的なアーカイブを音楽化したものであり、他方では、ある共通の世界と共通の無意識の等高線地図の断片である。誰もが死ぬまで自分なりの方法で埋めることのできる地図。
音楽の意図的なクロスジャンル性により、このアルバムはライブオーディオポストカードのセットとなる（各トラックは地球上の特定の場所とリンクし、座標でマークされている）。ダブ、フォーク、ドラムンベース、サイケデリック・ポストロック、トリップホップ、そしてブラックメタルのエコーも聴くことができます。前作のアンビエントアルバム ‘Crossfades’ で知られるこのアーティストのサウンドパレットは、今、より豊かなものとなっている。’Rove’ を聴いていて、DJ Shadow、UNKLE、Sigur Rósが頭に浮かんだとしても、誰も驚くことはないだろう。
長大なギターパート、アトモスフェリックなフィールドレコーディング、歪んで細切れになったドラムループ、忍び寄るストリングスとシンセサイザー、そしてベラルーシの民謡まで、総じてあらゆる表現手段は、半透明できらめく絵の要素になり、特別な雰囲気を漂わせているのである。現実の周辺から、睡眠と意識の境界線から、どこかの絵。
