ARTIST : Miguel Mendez
TITLE : The Summer When Everything Sucked
LABEL : Deathbomb Arc
RELEASE : 3/27/2026
GENRE : rock, ssw
LOCATION : US
TRACKLISTING :
1.In the Vanguard of the Obvious
2.Haha Same
3.Long Boring Universe
4.Espadrilles
5.So Brave
6.Dreamdate Procrastinator
7.A Great Mystery (ft. Pearl Charles)
8.Common Sense
9.Palindrome
Miguel Mendezについて、私が真実だと思うことが2つあります。一つは、彼がラブソングを書くということ。そしてもう一つは、それらがどこか「救いようのない」ラブソングだということです。文字通り、彼が書くものの中には少しひどい内容のものもありますが、本人はそれらすべてに対してあまりに静かに真剣なので、彼の厚かましいスタイルにどこか謎めいた魅力を感じずにはいられませんし、残念ながら、完全に共感すら覚えてしまうのです。それは、私が毎回まんまとハマってしまう一種のレトリックの罠のようなものです。
Deathbomb Arcからリリースされる音楽のジャンルは非常に多岐にわたるため、シンガーソングライターがラインナップに加わっていること自体は驚くべきことではありません。しかし、尖ったサウンドを許容することで知られるこのレーベルのファンにとって、Miguelは少し浮いた存在に見えるかもしれません。ですが、私の見解では、Miguelの音楽はDeathbombが最も得意とする生々しく挑戦的なアーティストたちと本質的に何ら変わりはありません。ただ彼の場合、その要素が歌詞や歌唱、コメディ的な間、そして生まれ持った不遜な態度に体現されているだけなのです。
Miguelがもたらす叙情性は、私にとってどんなノイズ・アクトにも引けを取らないほど生々しいものです。彼の歌詞は時に失礼なほどですが、決して意地悪には聞こえません。彼は常に、心からの悲しみを感じさせるほど誠実であり、同時にその誠実さを茶化して笑わせてくれるような絶妙なバランスを保っています。私たちが求めている愛の形は、おそらくMiguelが執着しているものとは違いますが、間違いなく誰もが心当たりのある「あの種類の愛」なのです。
『The Summer When Everything Sucked』は、Miguelにとって4枚目のアルバムであり、Clipping(Sub Pop)、グラミー賞を3度受賞したThe Crossing、Fatboi Sharifなどのアーティストを輩出してきたDeathbomb Arcレーベルからの3作目のリリースとなります。




