ARTIST : Lone
TITLE : Hyperphantasia
LABEL : Greco-Roman
RELEASE : 4/10/2026
GENRE : electronica, techno, rave
LOCATION : Nottingham, UK
TRACKLISTING :
1. Life Spark
2. (mind apple intro)
3. Affinity (Cloud Four Four Mix)
4. Opening A Portal
5. Miracle Mile feat. Bikôkô
6. Triton
7. Photographs That Don’t Exist
8. Throw The Ember (feat. Juga-Naut)
9. We Move (feat. Ell Murphy)
10. Big World (feat. Lou Hayter)
11. Waterfall Reverse
12. Sickly, Sweetly, Summer Movie
13. Scattergun
14. Home (feat. Merry Lamb Lamb)
15. Fruit Rots, Water Floats Downstream
16. Ascension.png
「『Hyperphantasia』は、別次元からやってきた、常軌を逸し、抑制を失い、やりたい放題に突き抜けたポップ・ミュージックです。美しく合成された合わせ鏡のような陶酔感……これまで自分が手掛けてきたあらゆるスタイルを、ボリューム全開で崖から投げ飛ばしたような作品です」
? Lone
Lone が作り出す万華鏡のような世界へようこそ。5年ぶりとなるニューアルバム『Hyperphantasia』を携え、彼は Greco-Roman へと帰還しました。
2000年代初頭からダンスフロアのサウンドトラックを彩ってきた Lone(本名 Matt Cutler)は、2008年にヒップホップにインスパイアされた『Lemurian』でプロデューサー・デビューを果たし、その後、私たちが知る鮮やかで未来志向のサウンドスケープへと移行しました。彼のバックカタログはハウス、レイヴ、アンビエント、エレクトロニカと多岐にわたりますが、本作『Hyperphantasia』で Cutler は、これらすべての影響をひとつの作品にまとめ上げるという挑戦を自分自身に課しました。彼はこれを「頭の中にあるアルバム」と表現しています。アルバムタイトルの「ハイパーファンタジア(過剰可視化)」とは、きわめて鮮明で詳細な心的イメージを持つ状態を指す言葉であり、彼は自分の想像の中で鳴っている音を、どれだけ正確に具現化できるかというテストを自らに課したのです。
『Hyperphantasia』において、Lone はヴォーカルとの関係性を深めています。これまではヴォーカル・サンプルや抽象的なライヴ・ヴォーカルの処理に頼ってきましたが、今作はより豊かでポップ志向の感性へとシフトしています。Cutler は明確なリリックのメッセージを打ち出すため、多様で厳選されたコラボレーター陣を招きました。ロンドンを拠点とするアーティストであり、同じ Greco-Roman の仲間でもある Ell Murphy と Lou Hayter、バルセロナのブレイク中のシンガー Bikoko、ノッティンガムのカルト的人気を誇るラッパー Juga-Naut、そして香港生まれロンドン拠点のミュージシャン Merry Lamb Lamb です。彼らが共に作り上げたこの作品は、彼のキャリアを定義するプロジェクトとなっています。
最終的に完成したのは、色彩が爆発するシネマティックな体験です。アルバムの幕開けは、オールドスクールなレイヴ・アンセム「Life Spark」と、この音楽世界へと歓迎するインターリュードで飾られます。小説の章のように、アルバムは削ぎ落とされたメロディが美しい「Opening A Portal」「Photographs That Don’t Exist」「Sickly, Sweetly, Summer Movie」「Fruit Rots, Water Floats Downstream」から、幸福感に満ちたバブリーなハウス「Affinity (Cloud Four Four Mix)」「Triton」「Wemove」、ラップの影響を受けた「Throw The Ember」、そして壮大なフューチャー・ポップ「Miracle Mile」「Big World」「Scattergun」「Home」の間を美しく流れていきます。そしてアルバムの最後は、「Ascenscion.png」で初期のハードコアやジャングル・レイヴ・シーンへと回帰し、見事な円を描いて幕を閉じます。



