Laura Dre – Moving Spaces

ARTIST : Laura Dre
TITLE : Moving Spaces
LABEL : Outland Recordings
RELEASE : 7/9/2021
GENRE : synthpop, 80s
LOCATION : London, UK

TRACKLISTING :
1.Interlude: Utopia
2.Loving You Is a Beautiful Sin
3.Pulse and the Drive
4.Moving Spaces
5.Ice Maiden
6.I Wanna Be Your Only One
7.All Day, All Night
8.I Opened My Eyes
9.If Looks Could Kill
10.Superficial Cyberlove

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(ローラ・ドレ)は、エレクトロ・ロック・コンボ VINYL BLACK STILETTOS のフロント・ウーマンとして活躍していました。このバンドのセカンドEP ‘Electrical’ は、PET SHOP BOYSのプログラマー兼エンジニアである Pete Gleadallがプロデュースしています。

‘Moving Spaces’ では、David Byrne, Brian Eno, Neneh Cherryなどを手がけた共同プロデューサー、Robert Harder と再びスタジオで仕事をしています。

モダンなシンセポップとシンセウェイブのアンセムをミックスし、彼女の深みのある淡々としたボーカルは、「ブレードランナー」のような雨の降るディストピアの空気を表現していますが、そこにはセクシーで謎めいた魅力と、冷戦時代のスパイ映画「アトミック・ブロンド」の西ベルリンのナイトクラブのシーンでも通用するような、茶目っ気たっぷりのグルーヴがあります。同世代のアーティストと比べるとダークな要素もあるが、最終的には ‘Moving Spaces’ はポップで楽しいレコードだ。

“Interlude: Utopia” はオープニングのインストゥルメンタルで、リズミカルで、雰囲気があり、メロディックで、アルバムの意図を表しています。続くラブバラード “Loving You Is A Beautiful Sin” は、デヴィッド・シルヴィアンと坂本龍一の “Forbidden Colours” でカバーされている歌詞の要点に触れており、デジタルチャイムとスウィープなシンセサイザーが対位法的に配置された陰鬱なベースパルスが鳴り響く。彼女の表現力豊かなコントラルト・ヴォイスは、SAY LOU LOUがそうあるべきだったが、そうではなかったことをすべて物語っている。