ARTIST : Hekla
TITLE : Xiuxiuejar
LABEL : Phantom Limb
RELEASE : 9/9/2022
GENRE : ambient, experimental, artpop
LOCATION : Iceland
TRACKLISTING :
1.The Whole
2.Silfurofinn
3.Enn og Aftur
4.Sólin Gekk
5.Akkeri
6.Í Kyrrð
7.Tangarhald
8.Hrakföll
9.Ris og Rof
10.The Hole
アイスランドのテルミンミュージシャン、Heklaのセカンドアルバム『Xiuxiuejar』は、心にしみるスペクタルなサウンドスケープと、腐敗した美しさと魅惑的な暗闇を持つサウンドのブラックホールである。
「私はバルセロナで育ちましたが、長い間アイスランドにいたので、カタルーニャ語が好きになりました」とHeklaは書いています。「Xiuxiuejarという言葉は、このアルバムにふさわしいと思った。ささやくという意味なんだ」この控えめな、静かな、意図的な感覚は、彼女の新しいアルバムに浸透している。荒涼としたネガティヴ・スペースには、ちっぽけで単一の人工物が繊細に配置され、静寂の上に、そしてその周りに構築されたテクスチャー構造を作り出している。このアルバムは歌で構成されていますが、Heklaのサウンドは非常に重厚で、Xiuxiuejarをアバンギャルド、ミュージック・コンクレート、サウンドアートに合わせ、アイスランドの不毛の岩場、パーマナイト、フォークロアなマジックを模したアルバムを作り上げました。
Heklaは、テルミンという難解な電子楽器の稀有な名手であり、その難解な光制御の周波数を使いこなす極少数のミュージシャンの仲間入りをしています。クラシックの要素を取り入れた彼女の演奏は、鳥のさえずりのような音からテクトニックなサブベースまで、幅広いレンジをカバーする。PJ Harveyなどのファンは、彼女をColleen、Julia Holter、故Jóhann Jóhannssonなどのミュージシャンと並んで高く評価しています。
このアルバムでは、Heklaは彼女の第二の楽器であるチェロも使っている。ヘビーなボウイングとディストーションを組み合わせたサウンドは、彼女のテーマとイメージにぴったりです。前作からさらに発展させた構成で、エキサイティングな神話を表現している。
