ARTIST : Green Carnation
TITLE : A Dark Poem, Part II: Sanguis
LABEL : Season Of Mist
RELEASE : 4/3/2026
GENRE : metal, progressive, hardrock
LOCATION : Kristiansand, Norway
TRACKLISTING :
1. Sanguis
2. Loneliness Untold, Loneliness Unfold
3. Sweet to the Point of Bitter
4. I Am Time
5. Fire in Ice
6. Lunar Tale
7. Sanguis (Blood Ties)
もし Green Carnation が活動休止から復帰することがなかったとしても、このノルウェーの吟遊詩人たちは、メタルの歴史において最も野心的な叙事詩を完成させたバンドとして永遠に記憶されたことでしょう。しかし、30年以上にわたって彼らの手から逃れ続けてきた物語が一つ??正確には三つの物語??ありました。第1章で圧倒的な高みに到達した彼らは今、『A Dark Poem』の第2部となる本作で、より深く、暗く、そして個人的な深淵へと降り立とうとしています。
前作『The Shores of Melancholia』が慣れ親しんだ憂鬱の場所から出航したのだとすれば、この『Sanguis』の冒頭で Green Carnation はすでに遥か沖合におり、心の中で吹き荒れる嵐に抗いながら必死に浮上し続けようとしています。9分に及ぶ壮大なタイトルトラックは、家族の崩壊を許し、忘れることを誓い、情熱的なクリーンヴォーカルと確信に満ちたコーラスで過去の血塗られた汚れを洗い流そうとします。しかし、ドゥーミーな終奏(コーダ)に至ると、トラウマ的な記憶が再び溢れ出します。『A Dark Poem』の第1部で見せた新たな重厚さは、良質なワインのように熟成を続けており、甘く肉厚なリフと底流にある苦味のバランスを保っています。「I Am Time」は、時代の風のようにうねるギターメロディで即座にその存在を知らしめますが、この第2部では、萎れた花のような優雅さで展開されるバラードを通じて、バンドの最も剥き出しの姿が露わになります。
「結果は手段を正当化する、いずれわかることだ」と、Kjetil Nordhus は不気味なほど静かな自信を持って歌い上げます。最後の物語が月明かりの下に浸透していく中、『Sanguis』はこの三部作がどこで終焉を迎えるのか、ファンをサスペンスの渦に突き放したまま幕を閉じます。




