Brazen – Distance

メランコリックな転調とヴォーカル・ハーモニーが、高鳴るインストゥルメンタル・カーペットの上で絡み合う、野心的なインディー・ロック大作。アルバムを構成する8曲は、洗練されたソングライティングが特徴的で、壮大な息吹に包まれ、それぞれのトラックが旅路のよう。

ロンドンとジュネーブを行き来しながら、ほぼ10年かけて作曲、アレンジ、レコーディングを行なったこのアルバムは、音楽的に洗練されていると同時に、物語性に富んでいます。その構想に細心の注意が払われたことで、時代を超越した個性が生まれましたが、それは決して感情の激しさを損なうものではありません。