Krano – Requiescat In Plavem

ARTIST : Krano
TITLE : Requiescat In Plavem
LABEL : Maple Death Records
RELEASE : 4/8/2016
GENRE : folk,psychedelic

TRACKLISTING :
1.Mi E Ti
2.Tosca
3.Busiero
4.Vergine De Luce
5.Romit
6.Amighi
7.Schei
8.Va Pian

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ピアヴェ川の岸辺から救出されたは、のデビューアルバム ‘Requiescat In Plavem’ をお届けすることを誇りに思っています。2012年、はValdobbiadeneの裏山で、Tascam 388のテープ・マシンを手に、過去を捨て去ることを決意しました。アルプスからアドリア海に流れ、第一次世界大戦の亡霊と戦いを伝えるピアヴェ川は、オーストリア・ハンガリーのイタリア戦線への最後の攻撃の舞台となり、血みどろの戦いが繰り広げられた。R.I.P.は渦を巻きながら、プロセッコで満たされた渓谷の美しさ、荒野、歴史、熱気を再現している。このアルバムは、喪失、愛、金、友情について歌う孤独なライダーを土台に、ホンキートンクのデチューンピアノがワイン専用のサロンから響く(Tosca)、Neil Youngの70年代のバラード(Mi e Ti)、Skip Spenceのサイコフ・フォークの黄金のタッチ(Busiero)、Randy Newmanの暗いユーモア(Amighi)が混じりあったものである。アコースティックギター、ファズギター、ハーモニカ、ピアノ、ドラム、ベースという楽器編成は、川岸から這い出してきた眠れる沼地の悪魔のような魔界を呼び起こし、殺人バラードの領域に踏み込み(Vergine De Luce)、さらにその上を行くカウパンクの巨人、ミートパペッツやカントリーティーザーのような狂気を表現している。もしあなたがタフな夜から降りてきて、太陽が輝き始めたら、モリコーネの口笛(Va Pian)やBrian Wilsonの朽ちた宇宙やRobbie Bashoの精神的な音響の神秘を垣間見ることができるかもしれない。ただ「ヴェネトの傷んだミニマル・フォーク」と呼ぶ人もいる。

Kranoはアルバムを録音した後、沈黙し、FINITOを消した。いつものように、忠実な思いやりのある友人が、商品を届けてくれたのだ。Requiescat in PlavemはNene Baratto (Movie Star Junkies)によってミックスされ、Outside Inside StudioでMatt Bordin (Mojomatics) によってマスタリングされた。このスタジオはイタリアで最後に残った、純粋なロックンロール、ガレージ、サイケ、オカルト、ナゲットとあらゆるジャンルを網羅するビンテージ・スタジオ(Mark Sultan, Black Lips, Father Murphy, Squadra Omega, King Khan)で、その間にあるものだ。Krano自身、初期の頃は、Sacred Bones、Fat Possum、Trouble In Mindといった信頼できるレーベルからあまりにも短い期間だけ活動した埋もれた宝石とも言える自分のバンドVermillion Sandsと共に、イタリアのロックンロール界で信頼されるメンバーであった。また、イタリアの奇才La Piramide di Sangue、Movie Star Junkies、Vernon Sèlavyにもブルース・ギターを貸している。

この ‘Requiescat in Plavem’ は、ヴェネト州のこの美しさを共有し、その意図をピアヴェ川のほとりに埋没させないための、信頼と情熱に満ちたエグザーションであることを意図している。