ARTIST : Aho Ssan
TITLE : The Sun Turned Black
LABEL : Subtext Recordings, Ici d’ailleurs
RELEASE : 5/22/2026
GENRE : electronic, IDM, ambient, experimental
LOCATION : Paris, France
TRACKLISTING :
1.Sunrise
2.100 Suns Pt. I
3.100 Suns Pt. II
4.The Children of Noise feat. ASIA
5.100 Suns Pt. III
6.100 Suns Pt. IV
7.The Sun Turned Black
SubtextとIci, d’ailleursは、Aho Ssanの3rd LP『The Sun Turned Black』を発表します。
パリを拠点とするコンポーザー兼サウンドデザイナーのNiamké Désiréは、Aho Ssanとしての3枚目のアルバムで自らの魂の深淵へと手を伸ばし、厳格な構造やコンセプトよりも、テクスチャーや詩情、親密さに突き動かされた新たな音の展望を形作っています。これはDésiréが以前から検討していたアプローチの転換であり、ポーランド人チェリストResinaとの共作で絶賛された昨年の『Ego Death』の端々にもその片鱗は現れていました。しかし、具体的な形式にとらわれず、音そのものが持つ生の、そして変容をもたらす物理性を受け入れる必要があるとDésiréが確信するに至ったのは、ガーナへの旅がきっかけでした。「最も心に残ったのはその強烈さでした」と彼は説明します。「圧倒的で、壮大なノイズの組織化です」。そして、この脈動するカオスこそが『The Sun Turned Black』に奔流となって流れ込んでいます。濃密で印象派的、そしてしばしば圧倒的な美しさを湛えた抽象概念の組曲である本作は、時間をかけて漂い、進化し、決して予想されたパターンに陥ることはありません。必ずしも特定の問いに答えたり、特定の目的地に到達したりする必要のあるアルバムではなく、Désiréは体験そのものを優先し、その旅路を享受しているのです。
この旅はまた、Désiréに先祖代々の故郷と自らの生誕の地との間にある摩擦、つまり真の繋がりを妨げてしまう「ディアスポラ的な中間の状態(diasporic in-betweenness)」について考えるきっかけを与えました。「生まれた国でも完全にホームだとは感じられず、ルーツがある土地でも完全にホームだとは感じられないという感覚です」とDésiréは言います。「その緊張感は個人的なものであるだけでなく、歴史的で、解決が難しいものでもあります」。そのため、パリのMaison de la Radio et de la Musiqueから毎年恒例のHyper Weekend Festivalのための楽曲制作を委嘱された際、こうした感情が彼の頭の中に真っ先に浮かびました。国際的に著名なバイオリニストASIAと共に、彼はアルバム全体のブループリントとなる楽曲「100 Soleils」を作り上げました。彼は不安定さと浸食について考察し、ASIAの演奏を単なる伴奏としてではなく、共存、圧力、そして脆弱性の感情を呼び起こすために用いました。「そこには真の重心も、安定した地面も、肯定される固定されたアイデンティティも存在しません」
後にDésiréがこの作品をフルアルバムへと拡張した際、彼はこれらのアイデアを創造性の糧とし、プロセスを集中させるために自らに制限を課しました。彼はまず「遅さ」を優先し、打楽器的な構造から離れ、アンビエントやノイズ、エレクトロアコースティックといった明快な分類を拒むような音と動きを考案することに時間を費やしました。もしこの変化が、アルバムの短く幸福感に満ちたオープニングトラック「Sunrise」で即座に伝わらなくとも、『The Sun Turned Black』の骨格を成す4部構成の叙事詩の第1章「100 Suns Pt. I」を聴けば明白でしょう。Désiréは本能的な感情のスペクトルを漂い、シンフォニックなデジタルシンセサイザーのシーケンスと、刺々しく高音の干渉音、そして轟くような圧倒的なベースを並置します。楽曲が濃密で、ほとんど圧倒されそうな頂点に達したかと思うと、それはすぐに崩れ去り、崩壊の最中にのみ明らかになるかすかなディテールを残していきます。
なぜなら、『The Sun Turned Black』はタイトルが示唆するような単なる崩壊についての作品ではなく、変容についての作品だからです。ノイズが収まるたびに、Désiréは必然的に最も啓示的な発見をするための空間を見出します。「100 Suns Pt. II」では耳をろうするようなクレッシェンドの後に子守唄のような合成チャイムやストリングスを露わにし、アルバムのオペラ的な中心曲「The Children of Noise」では、不穏なネガティブ・スペースの中をASIAに先導させます。Désiréが、にじみ出るドローンや微細な干渉音に対し、「100 Suns Pt. IV」でギザギザとした不協和音のスタッカートをぶつけたとしても、それらはやがて燃え尽き、アルバムを驚くほど優雅な結末へと導くオルガンのような呼吸に飲み込まれていきます。Désiré自身が最も適切に表現しています。「それは単なる崩壊のイメージではなく、別の形の知覚、つまり別の聴き方、感じ方、そして生成のあり方を可能にする『暗転(darkening)』なのです」



