「痛烈だが知的」な豪州パンク208L Containers、SPOD監督MVでバンドの不遜な精神を映像化:アルバムは「成人向けのサーカス」と謎めく

「痛烈だが知的」な豪州パンク208L Containers、SPOD監督MVでバンドの不遜な精神を映像化:アルバムは「成人向けのサーカス」と謎めく

タスマニア州ルツルウィタ出身のバンド 208L Containers が、超クールなレーベル Rough Skies Record から、ニューシングル「Secret Servers」のミュージックビデオを公開しました。この楽曲は、11月14日リリースの待望のニューアルバム『Soft Monstrous Masses!』からの先行トラックです。以前、Pond のサポートで彼らのライブを見た筆者は、そのパフォーマンスを「痛烈だが知的で、ユーモアと自虐的な雰囲気が漂うルツルウィタ・パンク」と称賛しており、「純粋なポップの輝きと、どこかカオティックな魅力」を兼ね備えたバンドだと評しています。

「Secret Servers」は、荒々しいアティチュードに満ちたパンクにファンキーな要素を重ね、皮肉的で叫び声のようなボーカルを特徴としています。そのサウンドは、Idles や Fontaines D.C. のようなバンドのオーストラリア版とも言えるスタイルです。多才なアーティスト SPOD が監督したMVは、曲とバンドの持つ不遜な精神を完璧に捉えており、ファズと混沌を通して見られる熱狂的なパフォーマンスが、曲のリズムに合わせて展開されます。特にレイヤーボーカルのブレイクは、有名な「Bohemian Rhapsody」のビデオへのさりげないオマージュとなっています。

彼らは、ファッションやトレンドを追うことなく、「自分たちを真剣に捉えすぎない」パンク風味のロックオペラを提供しています。壮大なタイトルのアルバム『Soft Monstrous Masses!』について、バンドは「成人向けのサーカス」だと謎めいた説明をしています。このアルバムは、かつてのサーカスの恐怖や異物感を、夜中に家の中を音を立てずに歩き回るような肉感的で、柔らかく、丸いものへと置き換えている、とのことです。レコーディングとミックスは、マルチタレントの Jethro Pickett によって、メルケルディー族の祖先の土地である南ルツルウィタの Glaziers Bay で行われました。