Hudson Freeman – “Fell Ass Backwards”

Hudson Freemanがリリースしたニュー・シングル「Fell Ass Backwards」は、彼の持ち味であるオーガニックな温もりとオルタナティヴ・フォーク/インディー・ポップの親密なメロディラインが際立つ楽曲です。ふとした拍子に日常の奇跡や幸運へ転がり込んでしまうようなニュアンスを込めた歌詞と、味わい深いアコースティック・ギターを中心としたアンサンブルが心地よく交錯し、静かでありながら強い余韻を残す一曲に仕上がっています。

楽曲とあわせて公開されたミュージックビデオでは、曲が持つ飾らない等身大の魅力とユーモアを映像美とともに表現。日常の柔らかな風景と素朴なパフォーマンスが組み合わさることで、ノスタルジックかつ温かな視覚的体験を生み出しています。Hudson Freemanのソングライティングにおける確かな表現力と、飾らない人柄がダイレクトに伝わってくる魅力的な作品です。


underscores – “Unlimited Love”

2026年に破竹の勢いを見せるハイパーポップ界のスター、underscores(アンダースコアズ)が突如リリースした新曲「Unlimited Love」は、彼女のエネルギッシュな進化を感じさせるニュー・シングルです。高い評価を獲得したアルバム『U』の成功やCharli XCXのアリーナツアーでのオープニング枠抜擢など、大きな躍進を続ける中で突如公開された今作は、解体されたユーロ・クラブ・サウンドを思わせるジッター感に満ちた疾走感あふれるトラックに仕上がっています。ライブでも圧倒的な盛り上がりを見せそうな、刺激的なクラブ・アタック・ナンバーです。

また今回のリリースには、「Unlimited Love」本体に加えてアルバム『U』に収録されている楽曲「The Peace」の新リミックスも同梱されています。リミックスを担当したのは、互いに独創的なポップ・サウンドで異彩を放つFrost Childrenであり、原曲の魅力を脳を揺さぶるような新たなアプローチで再構築した楽曲となっています。大舞台への進出が続くunderscoresの先進的な音楽性と勢いを改めて印象づける必聴のシングル作品です。


Renny Conti – “Leaving the Zoo”

Renny Conti がリリースした「Leaving the Zoo」は、アルバム『Split Second』からの先行シングルです。本作はもともとニューヨークを離れることについて書き始められた楽曲でしたが、制作が進むにつれて生と死の境目に立つような感覚を描くテーマへと変容を遂げました。静けさを孕んだヴァースと感情が込み上げるアンサンブルが交錯し、未知なる世界へと足を踏み出すような緊迫感と繊細な叙情性が見事に表現された一曲に仕上がっています。

楽曲のリリースに合わせて映像作品(オフィシャル・リリックビデオ)も公開されています。雨や列車、日常の景色といった詩的なモチーフが交差する歌詞の世界観を静かに引き立てる映像となっており、Renny Conti が紡ぐ歌声やストーリーテリングの深みを視覚的にも味わえる印象的なプロダクションです。アルバム『Split Second』の全貌に期待が高まる、情緒あふれる仕上がりとなっています。


Tiny Habits – “Belt Loop”

絶賛を集めるボストン出身の3人組ボーカルグループ、Tiny Habitsが2026年7月24日にリリースした新曲「Belt Loop」は、8月28日にMom+Pop Musicより発売される待望の2ndアルバム『Keepers』からの第3弾先行シングルです。ニューポート・フォーク・フェスティバル出演という節目と同時に発表された本作は、ソウルフルで洗練されたR&Bグルーヴを纏った作品となっています。これまでの親しみやすい(”cute” や “pretty” な)イメージを脱ぎ捨て、失恋直後の切ない情念や、新たな相手と過ごす初々しくも官能的な感情の機微を表現。バンドが得意とする美しい3部合唱のハーモニーはそのままに、よりセンシュアルでリズム重視な大人びたサウンドへの新境地を開拓しています。

本楽曲のミュージックビデオ(シングルリリースと同時に公開)は、アルバム『Keepers』が描く「自己発見と変容の旅」を象徴するように、バンドの感情的な進化と遊び心を視覚的に表現した内容となっています。シニカルで誠実な歌詞の世界観を映し出し、過渡期にある人間関係の緊張感や、これまでにない自分の側面を解放していく自由さを魅力的に描き出しています。グラミーアーティストとのツアーやニューポートなどの大型フェスを経てスケールアップした彼らのヴォーカル・ケミストリーと、過去の自分を越えて新たなフェーズへと踏み出す表現力の広がりを存分に堪能できる映像作品です。


Renny Conti – “Impossible Truth”

ブルックリンを拠点に活動するシンガー・ソングライター/マルチ奏者/プロデューサーのRenny Contiが、Mom + Popより9月25日にリリースするニュー・アルバム『Split Second』からの先行シングル「Impossible Truth」。破局や家族の死、拠点を失い居場所を転々とした流浪の2024年を経て書き上げられた本作は、人生の激しい高揚と落胆(ハイ&ロー)を素直な語り口で捉えた切なくもハートフェルトな一曲です。「環境も人間関係も一瞬にして急変する」という気づき(Split Second)から紡ぎ出された楽曲は、混乱と失意の先にある受け入れと前進のステップを力強く示しています。

あわせて公開された「Impossible Truth」のビジュアライザーは、アルバムの世界観を補完する印象的な視覚体験を提供しています。Pitchfork Paris/Londonへの出演やJulian Shapiro-Barnumの番組でのパフォーマンス、そしてJay SomやHamilton Leithauserとの共演を経てアーティストとして成熟した彼の佇まいとリンクするように、漂流するような揺らぎと静かな視界の開けを感じさせるヴィジュアル・プロダクションに仕上がっています。


Jay SomやHamilton Leithauserとの共演でも話題!ブルックリンのマルチ奏者Renny Conti、新作『Split Second』より先行シングル「Impossible Truth」解禁

ブルックリンを拠点に活動するマルチ奏者/プロデューサーのSSW、Renny Contiが、Mom + Popより9月25日にリリースするニュー・アルバム『Split Second』と、その先行シングル「Impossible Truth」。Jay Som、Samia、Hamilton Leithauserとの共演やPitchfork Paris/Londonへの出演など注目を集める中、北米ツアーや英国のEnd of the Road Festival出演の発表とともに解禁された、待望の作品群です。

先行シングル「Impossible Truth」は、壊滅的な出来事のあとに訪れた模索の季節と、そこから芽生えた前進への意志を映し出したナンバーです。ビジュアライザーとともに公開された本楽曲は、彼特有の会話するように語りかける誠実なボーカルと洗練されたアンサンブルが印象的で、激しい混乱を経て辿り着いた心の整頓と静かな明晰さを感じさせます。

アルバム『Split Second』全体は、1ヶ月の間に起きた大きな破局、家族の死、ニューヨークの住まいを失いカウチサーフィンやサブレットで過ごした過酷な2024年の体験が背景にあります。「人間関係や環境、習慣は一瞬にして急変する(Split Second)」という桟橋での気づきから紡がれた全曲は、人生の極端な高揚と失意をありのままに捉え、痛みを乗り越えて前を向くためのハートフェルトなドキュメントとなっています。


Tiny Habits – “Anything He Was”

ボストン出身のフォーク・ポップ・グループ Tiny Habits が、今秋リリース予定のニューアルバム『Keepers』(2024年の『All For Something』に続く新作)からのリードシングル「Anything He Was」をリリースしました。本作には、昨秋にバンドとのセッション動画を公開して話題を呼んでいた The 1975 の Matty Healy がゲスト参加しています。ジェームス・テイラーのカバーを思わせる、優しく息づかいを感じるような質感と、どこか奇妙で美しい響きを持ったこのバラードは、The 1975 のアルバムの奥深くに眠る楽曲や、Matty の友人である Phoebe Bridgers の世界観にも通じるドリーミーな叙情性を湛えています。

メンバーの Cinya Khan、Judah Mayowa、Maya Rae が「誰かの不満がもたらす特有の孤独について歌った」と語る通り、歌詞では「もうここにはいない誰か」の穴埋めとして利用されながらも、健気に尽くし続ける切ない片思いの葛藤が描かれています。「どれほど努力しても、彼があなたにとってそうであったものには決してなれない」という、ほろ苦い妄想と残酷な現実をリフレインに乗せて表現。同じような経験を持つ人々の孤独に寄り添い、本当にふさわしい愛を見つけるための道標となるような、深く心に染み入る一曲に仕上がっています。


2024年の名作に続く待望のニューアルバム『Keepers』の全貌が明らかに──ボストンの俊英 Tiny Habits がドリーミーな美学で拡張するフォーク・ポップの現在地

ボストン出身のフォーク・ポップ・グループ Tiny Habits が、最新シングル「Anything He Was」をリリースしました。本作には、かねてよりバンドと親交のあった The 1975 のフロントマン Matty Healy がゲストとして参加しています。ジェームス・テイラーのカバーセッションを想起させるような、優しく息づかいを感じる繊細でどこか儚いバラードに仕上がっており、The 1975 のディープな楽曲群や、Matty Healy の友人でもある Phoebe Bridgers の世界観にも通じる、極上のムードとインディー・フォークの質感を湛えています。

このシングルは、彼らが今週正式に発表したニューアルバム『Keepers』からの記念すべきリードトラックです。本作は高い評価を得た2024年のアルバム『All For Something』に続く待望のフルレングス作品。アルバムの先陣を切る「Anything He Was」のドリーミーなアンサンブルと叙情的なアプローチは、新作『Keepers』がバンドにとってさらなる成熟と洗練をもたらす一枚になることを大いに予感させます。

メンバーの Cinya Khan、Judah Mayowa、Maya Rae が明かすように、楽曲のテーマは「誰かの心に空いた穴を埋めようとする切ない孤独」です。もうここにはいない過去の恋人の身代わりにされながらも、必死に相手を笑わせ、優しく寄り添い、いつか報われることを願うものの、決してその人を超えることはできないという残酷な現実が「なぜ私はあなたにとって、彼がそうであったものになれないのだろう」というリフレインに乗せて歌われています。ほろ苦い妄想に傷つく人々の孤独を癒やし、真にふさわしい愛へと向かうための道標となるような、痛烈で美しい重要作です。


Renny Conti – “Mona Lisa”

サンフランシスコ・ベイエリア出身で、現在はニューヨーク・ブルックリンを拠点に活動するマルチ奏者/プロデューサー兼シンガーソングライター Renny Conti。彼の最新シングル「Mona Lisa」は、Will Oldham や『Harvest』期の Neil Young からの影響を色濃く感じさせる、オーガニックかつ実験的なフォーク・ロック・ナンバーです。ナイフでレモンを切るような日常の静かな描写から、世界の終わりを予感させる壮大なビジョンまでを往来する本作には、彼特有の「遊び心(sense of play)」が散りばめられています。「君の人生という森の中で夜を過ごした」という謎めいたフレーズに始まり、自分たちが作り出した混沌に絶望しながらも「刃の反射に映る僕たちはとても美しく見える」と歌うその世界観は、危ういほどの美しさと剥き出しのロマンティシズムに満ちています。

楽曲の後半では、鳥のように飛び去っていく年月への焦燥感や、「誰かの孤独のせいで、世界は爆弾とともに終わりを迎える」という現代的な実存の恐怖、そして都市の巨大な群衆に埋もれる個人の孤独へと視点が広がります。橋の上から押し寄せる海を見つめ、不条理な現実に圧倒されそうになりながらも、語り手は「モナ・リザ」と呼ぶ最愛の存在への思いを片時も忘れることはありません。不穏なディストピア的予感のなかで、ただ一人に対する無条件の愛と誇りだけが気高く輝き続ける、シネマティックで深く心に響くシングルです。

Courtney Barnett – “One Thing At A Time”

メルボルンからロサンゼルスへと拠点を移したオーストラリアのインディー・ロック・ヒーロー、Courtney Barnettが、移籍後初となるニューアルバム『Creature Of Habit』を今週金曜日にリリースします。これまでに「Stay In Your Lane」や Waxahatchee との共作「Site Unseen」などの先行トラックが話題を呼んできましたが、アルバム発売直前の最終シングルとして「One Thing At A Time」が新たに公開されました。

新曲「One Thing At A Time」は、絶望的なほどに圧倒される感情をテーマにしており、心地よくゆったりとしたグルーヴから、極めて満足度の高いクレッシェンドへと展開していく楽曲です。ベースに Flea(Red Hot Chili Peppers)を迎えたこの曲のミュージックビデオは、巨匠 Lance Bangs が監督を担当。ハリウッドヒルズにトラックを走らせ、ロサンゼルスの街並みに夕日が沈む中、まるで Slash を彷彿とさせる堂々たるギターソロを披露する彼女の姿が、カオスな周囲の状況とは対照的に鮮烈に描き出されています。v