Charm – “Speechless (Tongue Tied)”

ノースカロライナ州グリーンズボロを拠点とするCaleb Buehnerのソロプロジェクト、Charmの新曲「Speechless (Tongue Tied)」は、作詞・作曲からミックス、マスタリングまでを彼自身が手掛けた、DIY精神あふれる一曲です。サウンド面ではシューゲイザーやベッドルーム・ロック、さらにはディスコ・ロックの要素を融合させ、ドリーミーでありながらもリズミカルな高揚感を演出。9時から5時まで蛍光灯の下で働き、時間が溶けていくような日常から、太陽の光の下へと逃避したいという切実な願いを、爽快なインディー・ロックの質感で描き出しています。

歌詞の中では、窮屈な仕事やルーティンから解放され、新鮮な空気を吸うことで頭の中のノイズを消し去る瞬間が描かれていますが、その一方で、あまりの眩しさや感情の昂ぶりに「言葉を失う(Speechless)」というパラドックスが表現されています。何かに模倣するのではなく、一歩踏み出して自分自身の人生を掴み取ろうとする前向きなメッセージが込められており、充電切れ寸前の心に「太陽の光」という処方箋を与えるような、内省的かつエネルギッシュなトラックに仕上がっています。