Mildfire – “Trampoline”

Mildfireの楽曲「Trampoline」は、冬のリガ(ラトビア)にて現地の新星FiņķisやAndis Ansons(Bel Tempo)との偶然の出会いから誕生しました。ノルウェーとラトビアという北欧諸国に共通する親和性を背景に、日本ツアーを終えたばかりの彼らと、ユーロビジョン予選の熱狂の中にいた現地の才能が共鳴。淡い陽光が差し込むスタジオで、お互いの創造性への信頼と好奇心を詰め込みながら、この多国籍なコラボレーションが形作られました。

サウンド面では、VHSのようなノスタルジックなシンセとローファイなラジオ信号のような質感から始まり、Mac DeMarcoを彷彿とさせるポップな軽やかさと、チェロや重層的な歌声によるドラマチックな展開を併せ持っています。Ofelia OssumとEinar Strayのユニゾンは、実験的な音像を纏いながらもかつてないほどキャッチーです。歌詞では「強さ」という鎧を脱ぎ捨て、人間らしい柔らかさや脆さ、そして他者への細やかな関心にこそ価値があるという変化を描き、振り子のように揺れ動く心の機微を表現しています。