元 Fucked Up のギタリストである Ben Cook が、自身のソロプロジェクト名を Young Guv から GUV へと改名し、ニューアルバム『Warmer Than Gold』を1月30日に Run For Cover Records からリリースすると発表しました。Cook は改名の理由について、「もう若くない」「3文字のバンド名がクール」「ラッパーと間違われるのに疲れた」と説明しています。この新しいモニカと共に、音楽的な方向性も一新。これまでの Young Guv のパワーポップ路線から離れ、新作 GUV では 90年代初頭のUKインディーミュージックを探求しています。具体的には、Stone Roses、The Charlatans、Screamadelica が生まれたレイヴ/バギー・シーンから、シューゲイズやブリットポップに至るまで、幅広い要素を取り入れています。
Cook は、両親がイギリス出身で、自身もトロントとUKを行き来して育ったという背景があり、今回の音楽性の転換は自然な流れだとしています。「祖母は60年代のロンドンでミニスカートの発明を手伝い、両親はブクストンで出会った」と語り、幼少期には「トリップホップとレゲエのヴァイブ」に囲まれたブリストルの生活を経験したと明かしています。この UK のルーツを持つ新作の制作には、Hatchie、Turnstile の Meg Mills、James Matthew Seven、Darcy Baylis ら新世代のアーティストたちが協力しています。
Cook は『Warmer Than Gold』のテーマについて、「ステータス崇拝に支配された世界」と「逃避、触れられそうな夢のように感じる別の世界」という二つの世界をすり抜けることだと語っています。アルバムは、「バス、電車、飛行機」といった移動、孤独の中での大きな夢、そして「すべてがそれを消し去ろうとする中で本物を見つけること」を描いています。彼の家族のルーツであるロンドンや、出会った人々、そして「無限の動きの感覚、暗い海に浮かぶ黄色い月の輝き、未来に押し寄せる歴史の重み」といった詩的なテーマが込められています。先行シングルとして公開された「Let Your Hands Go」は、万華鏡のようなボンゴとパワーコードが特徴的なナンバーで、Primal Scream の「Loaded」と Chapterhouse の「Falling Down」の間に自然に収まるようなサウンドを提示しています。
