Grass Is Green – “Vacation 2.0”

盛り上がってきてる(とおもう)、ボストンのオルタナ・シーンからの4ピース Grass Is Green の最新曲 “Vacation 2.0” になります。こちらの曲は、彼等の新作 ‘Vacation Vinny’ からの先行曲ですが、今度のアルバムで通算4作目になるようで、同じくボストンの注目レーベル Exploding In Sound Records からは2作目となり、レーベルの第1弾リリースであった 2012年作 ‘Ronson’ 以来となります。90年代、00年代初期のオルタナ系を混ぜたような、ねじれたメロディと演奏、そして脱力感が魅力的です。アルバム ‘Vacation Vinny’ は、Exploding In Sound Records から 1/14 にリリース。

Ernest Gibson – “When You Get There”

昨年 Kill Shaman レーベルからアルバム ‘I’m So Cold’ をリリースしていたミッドファイ・ノーウェーヴ・デュオ Net Shaker の片割れ Ernest Gibson のソロ・アルバムが Skrot Up からリリースされます。写真は Net Shaker のもので、手前にいるのが Ernest Gibson です。先行曲 “When You Get There” はもっさりしたミニマル・インダストリアルとノーウェヴな組合せの曲で、Net Shaker とあまり変らない気もしますが、いずれにしてもズルズルなサウンドです。

Hunk – “Precipice”

Facebook の情報や古い写真には3名いることになっていますが、現在は Niamh Hegarty と Sundara O’Higgin デュオになってるダブリンのローファイ・デュオ Hunk の新作EPからの先行曲 “Precipice” は、Grouper 的な雰囲気に始まり、その後はファジーでノイジーなローファイ・ロックへと展開する曲で、前回の3人に頃のパンク・ポップな感じから、よりしっとりとした方向になりました。。’Fledgling’ は、Dek Hynes (No Spill Blood/Sacred Animals) と Ror Conaty (Wizards of Firetop Mountain/Veroa) によって録音され、11/22 にデジタル・リリースされるようです。レーベルは Soft Power Records かな?

Porches. – “Townie Blunt Guts”

今年の夏にアルバム ‘Slow Dance in the Cosmos’ を Exploding in Sound Records からリリースしていたブルックリンを拠点にするパワー・ポップ・クインテット Porches. の最新曲 “Townie Blunt Guts” です。こちらの曲は、先日ポストした LVL UP とのスプリット7インチからの音源で、フォークなテイストを交えたスロウ・ポップ。スプリット・シングルは、Birdtapes から 11/26 にリリースです。

Juan Wauters – “Water”

クィーンズを拠点にするミュージシャンで、ロックンロール・トリオ The Beats のリーダーである Juan Wauters の最新ソロ曲です。過去にも7インチなどをリリースしておりましたが、ソロ・デビュー・アルバムが出るようです。”Water” はアルバムからのファースト・カットで、アコギのみの演奏で歌う曲で、ラテン・アメリカやトロピカルな雰囲気のある脱力フォーク。ソロ・アルバム ‘N.A.P. North-American Poetry’ は、Captured Tracks から 2/4 にリリース。

Clearance – “Drive-Out!”

今年の4月にシングルを出していたシカゴのローファイ・ロッカー Clearance の新曲 “Drive-Out!” です。Pavement 直系の脱力メロディ系ロックに、ニュージーランド系キウイ・ポップが混ざったようなギター・ロックで凄くいい感じ。こちらの曲は、1/7 に Mircoluxe Records からリリースされる7インチ ‘Greensleeve’ からの音源となります。前作のシングルもついでにどうぞ。

Mere Women – “Hands & Face”

ボルチモアを拠点にするパンク/ガレージ・レーベルで、Ty Segall, Useless Eaters, Bare Wires, Ketemines, Warm Soda などをリリースしてきてる Southpaw Records から、新たにシドニーのトリオ Mere Women が仲間に加わるそうです。”Hands & Face” は、時期は未確認ですが、レーベルからリリースされる初のシングルに収録される曲だそうで、ヴィンテージ・シンセに乗せて、女性ヴォーカルで歌うDIYポップ。ミックスは PVT, Ghoul などを手掛ける Ivan Viintin が担当したそうです。

PC Worship – “Mellow Moon”

今年、New Images からアルバム ‘Beat Punk’ をリリースしていたブルックリンのローファイ/ノーウェーヴ・バンド PC Worship の最新曲 “Mellow Moon” なんですが、たぶんメンバーが5名くらい居るっぽいけど、それらしさが全く伝わってこない、グズグズな曲でダメっぷりが更に磨きがかかった感じ。こちらはシカゴの Sophomore Lounge レーベルから間もなく7インチでリリースされる作品からのものとなります。