Sextile – ‘Modern Weekend / Contortion’

慣習を大胆に窓から投げ捨てた Melissa Scaduto & Brady Keehn(メリッサ・スカドゥートとブレイディ・キーン)は、2015年に Sextileをスタートさせた。70年代パンクの生々しい政治的エネルギーと、80年代ポストパンクやシンセウェーブの複雑に洗練された構造を組み合わせた、ジャンルを超えたこのプロジェクトは、ロサンゼルスのアンダーグラウンドで敬虔なファンを獲得した。’A Thousand Hands’ と ‘Albeit Living’ のアルバム時代にいくつかのラインナップを経て進化したこのプロジェクトは、デュオに組分けされ、2018年にリリースされた ‘3 EP’ までに、彼らのサウンドはインダストリアルとEBMの要素を含むまでに成長した。このEPの後、バンド内の緊張感が高まり、活動休止に至った。その間、2人はそれぞれ新しいプロジェクト、ScadutoとKyle Harmon(Arkitect)のコラボレーションであるS Productと、テクノとEBMを融合させた Panther Modernプロジェクトで Keehnをスタートさせている。

2019年に元オリジナル・バンドメンバーの Eddie Wuebbenの喪失を経験した Sextileは、同じく元バンドメンバーの Cameron Michelと再結成を果たした。再び一緒に音楽を作ろうという話が始まった。この再結成の最初の成果は、分割されたデジタル・カオスと衝突する私たちの世界の生のエネルギーをナビゲートする2曲入りシングル、’Modern Weekend / Contortion’ である。

「”Modern Weekend” は、自分たちが属していることを常に認識していた世界に、バンドが堂々と戻ってきたかのようなサウンドです。まるで、彼らがロサンゼルスの街をスローモーションで歩きながら、威勢のいい声を上げている姿を思い描くことができるだろう。ガレージとノイズの融合したギターサウンドに、ビッグビートのドラムサウンド、そして Keehnの世界観に無頓着なヴォーカルが特徴的だ。”Contortion” では、彼らの代表的なシングル “Disco” と同様に、EBM meets New waveなダンスサウンドへとシフトし、パーティーが始まる。今一度、フラストレーションに汗を流し、集団の喜びを探す時だ。

Midi Memory – “No Return”

Cathedral Bellsのメインソングライター、Matt Messore(マット・メッソア)のソロプロジェクト Midi Memoryが、ニューシングル “No Return” を発表しました。

マイアミ、オーランドの Midi Memoryは、ダークウェーブやシンセポップに影響を受けており、絶え間ないドラムループと雰囲気のあるボーカルが特徴です。メッソアは、明るいトーンと暗いトーンをしばしば前面に押し出し、最終的には、ミニマル・シンセサイザーと、それによって生み出される多彩なサウンドに情熱を傾ける人々の心に響くサウンドを生み出しています。

Houses of Heaven – “Sleep (Inhalt Dub)”

サンフランシスコを拠点にするダークウェーヴ、ポストパンク、クラウトロック・トリオ Houses of Heaven が、2020年に Felte からリリースしたアルバム ‘Silent Places’ に収録の “Sleep” を、作品をプロデュースした Matia Simovich (Inhalt) によるダブ・ヴァージョンがリリース。

Patriarchy – “Hell Was Full” (Bon Harris​/​Nitzer Ebb Remix)

ロスアンジェルスを拠点にするゴス、ダークウェーヴ、シンセポップ・プロジェクト Patriarchy が、DERO Arcade から2019年リリースのアルバム ‘Asking For It’ 収録曲 “Hell Was Full” を Nitzer Ebb の Bon Harris​ がリミックスしたシングルがリリース。2021年にリミックス・アルバムもリリース予定。

TEMPERS – “Bright Over Me (Acoustic)”

Jasmine Golestaneh と Eddie Cooper によるニューヨークのニューウェーヴ、ダークウェーヴ・デュオ Tempers が、ニュー・シングル “The Use of My Belonging” を Dais Records からリリース。2015年にリリースしたアルバム ‘Services’ に収録曲 “Bright Over Me” のアコースティック・ヴァージョンをシングル・リリース。

Public Memory – “Epigone”

ERAAS のメンバー Robert Toher によるブルックリンのダーク・エレクトロニックウェーヴ・プロジェクト Public Memory が、今年リリースのEP ‘Illusion of Choice’ に続き、Felte Records からリリースする新作アルバム ‘Ripped Apparition‘ から “Epigone” をファーストカット。