ートランドのコールドウェーヴ、Dancing Plagueが5作目のアルバムを発表

ポートランドを拠点に活動するDancing Plagueは、2016年以来、ダーク/コールド・エレクトロニック・ミュージック・シーンで安定した存在感を示している。

彼らの5枚目となるスタジオ・アルバムは、クラッシング・ダークウェイヴという彼ら独自のブランドに肉付けし、完成度を高め続けている。『Elogium』は、喪失感、後悔、再生、成長といったテーマを、ドロドロとしたベースライン、レイヴなシンセ、叩きつけるようなドラムと相まって探求している。Knowlesはアグレッシブなエレクトロニクスの波と、このジャンルを初めて聴く人をも魅了するポップセンスとキャッチーなフックのバランスをとっている。

Depeche Mode、Ministry、Nine Inch Nailsのような古典的なアイコンや、Cold Cave、Kontravoidのような現代的な聖火ランナーのファンも、この作品には注目だ。アンダーグラウンドの深みには、不穏な美しさが溢れている。

ファースト・シングル「Fading Forms」は、オフィシャル・ビデオも公開されている。