Wormwitch – WORMWITCH

黒曜石の空から舞い降りた黒い翼のように、WORMWITCHは2015年、ブリティッシュ・コロンビア沿岸部の雨に濡れた森林地帯のどこかに暗闇から降臨。地元のパンク・バンドやメタル・バンドの骨から生まれたこのバンドは、メロディックな黒化デス攻撃と、クラスト・パンクやクラシック・ロックンロールの獰猛さとアティテュードを融合させることに着手。

WORMWITCHは2015年に最初のデモ「The Long Defeat」をリリースし、その直後にProsthetic Recordsと契約し、その下で「Strike Mortal Soil」（2017年）、「Heaven that Dwells Within」（2019年）、「Wolf Hex」（2021年）をリリース。この間、バンドはThe Black Dahlia Murder、Suffocation、Midnight、Necrot、Uada、Bewitcherらとツアーを行い、熱狂的なカルト・ファンと国際的な批評家の称賛を獲得。2022年、WORMWITCHは単独でシングルをリリースし、北米ツアーを敢行。多忙なフェスティバル・シーズンを経て、2024年にはアトランタのブラック・スラッシャー、Sadistic Ritualとの6曲入りスプリットをリリース。

そして今、獰猛なカナダの月の光の下で、綿密に研ぎ澄まされ、鍛え上げられた刃を携え、WORMWITCHは再び姿を現し、4枚目のフル・レングス・アルバムを発表。シンプルなセルフタイトルの『Wormwitch』は、悪魔のようなスピード、灼熱のメロディ、極悪非道な激しさを謳歌する、バンドが本領を発揮したことを示す作品。