Stacey MacLeay – Hyperactivity EP

Stacey MacLeayはスコットランド出身の作曲家、サウンドデザイナー、ソングライター。マルチ楽器奏者でありヴォーカリストでもある彼女は、主にチェロ奏者であり、モーダルなメロディと実験的な作曲のアヴァンギャルドな融合によって、周囲の風景や感情、心の状態を描いたオーラル・ペインティングを創り出そうとしている。

チェロを中心としたアコースティック楽器とサウンド・マニュピュレーションを駆使し、瞬間や場所をとらえた情景的で映画的な作品を創作している。
彼女の音楽は、全体を通して光と闇のバランスが取れていると評される。衝突、微分音、自由な時間は、時に不安に、時に美しく感じられる。

今度のEP『Hyperactivity』では、彼女の遊び心のある一面を披露している。チェロの音を歪ませ、「Hyperactive」の狂おしいほどのタッピングと動きから、「Hyperspace」のエッジの効いた周波数、そして落ち着いた幽玄な「Space」まで、和声系列の美しい要素を引き出している。

これまでに、Arab Strap、Snow Patrol、The Reindeer Section、Colin Macleodなどのバンドや、自身のバンドThe Moth and The Mirror、最近ではDavid WebsterとのCardigan Clubで活動している。

デヴィッド・マッケンジー監督の『Outlaw King』や『Relay』などの映画サウンドトラックに参加し、デヴィッド・マコーレーが作曲した様々なインディペンデント映画で演奏している。