ARTIST : Ritual Mass
TITLE : Cascading Misery
LABEL : 20 Buck Spin
RELEASE : 9/5/2025
GENRE : deathmetal, blackmetal
LOCATION :
TRACKLISTING :
1. Obsidian Mirror
2. Immeasurable Hell
3. Looming Shapeless
4. Cascading Misery
5. Frozen Marrow
6. Disquiet
ピッツバーグ出身のRitual Massが放つデビュー・フルレングス・アルバムは、単なる楽曲集ではありません。それは、聖なるものの美徳への計算され尽くした攻撃の連続です。これまでのEPやデモ作品からさらに進化を遂げた『Cascading Misery』は、音の混沌と消え去った希望に満ち、鈍器で打ち砕かれるような苦痛の与え方と、炎で皮膚がゆっくりと剥がされる様を凝縮しています。
アルバム冒頭の「Obsidian Mirror」から、その空気は抑圧的で、息苦しい倦怠感で分厚く覆われています。何か儀式的なものが進行している感覚がありますが、それは聖餐を求めるようなものではありません。むしろ、秘跡としての試練です。リフは喉を締め付け、痙攣的な服従へと揺れ動き、緩やかな苦痛から精神病の発作へと振動します。その上を、血を凍らせるほどの獰猛な唸り声が、まるで地下牢の石から引きずり出されるように響き渡ります。各トラックは、鎖に縛られ、心がゆっくりとほどけ、現実と想像の拷問の記憶に囲まれた隔離された時間のように展開していきます。
14分にも及ぶ壮大なアルバムの締めくくり「Disquiet」が形のない静寂の塊へと消え去る頃には、Ritual Massはあなたを、苦痛が終わりではなく存在の条件である世界へと引きずり込んでいます。『Cascading Misery』は、希望の消滅、存在の恐怖、そして死への長い行進のための音楽です。





