MEMORIALS – Acceptable Experience

Verity SusmanとMatthew Simms（以前はElectrelaneとWireのメンバー）からなるデュオ、MEMORIALSが6月17日にFire Recordsからデビュー・シングル “Acceptable Experience” をリリース。今月初めにオーストラリア全土でライブを行ったばかりの彼らは、今年後半にリリース予定のデビュー・アルバムの準備中。

“Acceptable Experience” は、2つのベース・ラインが絡み合い、ファルフィサのリフが踊り、テープ・ループが重なるという構成。この曲は、実現しなかった計画、乗り遅れた船、破れた希望など、人生の進路が変わり、制御不能のスパイラルに巻き込まれていく運命を描いたもの：「多くを期待しても見返りは少ない、それは長く続く呪いだ」。

自由に満ちたSun Ra、ソウルフルでグルーヴ感のあるベースライン、Daphne Oram、Delia Derbyshire、The Radiophonic Workshopのテープ実験、そして伝染するようなメロディー。Broadcast、Portishead、Arthur Russell、The Velvet Underground、Yo La Tengo、Tortoiseらと肩を並べるMEMORIALS。

マルチ・インストゥルメンタリストである彼らは、5人編成のバンドのようなセットアップで楽器を操り、オープンリールのテープ・マシンでライブ・ループを行いながら、デュオとしてライブ用にサウンドを磨いてきました。