Marcoca – Cosmic Blunder

Nice Guysからのメジャー1stリリースから2年、バンド Marcocaが新作フルアルバム ‘Cosmic Blunder’ を携えて帰ってきた。このアルバムは、ファーストアルバムで成功したものをそのままに、新しいサイケデリックサウンドとファンク、ジャズ、サーフロックの要素を融合させたいという衝動から生まれたものです。その結果、人生の浮き沈みとそれに伴うすべての疑問をカバーする曲を通して、リバーブ漬けになったようなサウンドが生まれました。いくつかの曲は事前にアレンジされていましたが、音楽の自然な流れを維持するために、レコーディング中にいくつかの楽器パートが開発されました。

この美しい地球の暖かいビーチを旅してインスピレーションを得たこの8曲のロングアルバムは、リスナーをカラフルなカリフォルニアの夢の中に誘います。シンガー Marco Rinkeのハスキーな歌声は、私たちを70年代への聴覚の旅へと誘う。このLPは、耳と心のカタルシスを体験させてくれる。

サイケデリックとサーフ・ロックに影響を受けたアルバム全体のソウルを体現しているのが、本作のタイトル曲 “Cosmic Blunder” だ。グルーヴィーな要素とシンフォニックなギターで、4人のミュージシャンは人の心を美と内なる平和の球体へと昇華させることに成功している。このLPは、肉体的な自己を消し去り、心を優先させる、耳と心のための真のカタルシス体験であることがわかる。