ARTIST : Hania Rani
TITLE : Sentimental Value
LABEL : Gondwana Records
RELEASE : 1/30/2026
GENRE : ambient, classical, modern
LOCATION : Warsaw, Poland
TRACKLISTING :
1. Sentimental Value
2. The House
3. Childlike
4. Lighter and Lighter
5. Riksarkivet
6. Agnes
7. Rachel
8. Speaking to the Past
9. Gustav
10. Nora
Abbey RoadとPolish Radioのスタジオで録音されたHania Raniによるオリジナル楽曲は、カンヌでの受賞やゴールデングローブ賞ノミネートを果たしたJoachim Trier監督作『Sentimental Value』のためのものである。本作は、映像の編集が始まる前に作曲が行われるという、極めて直感的なコラボレーションによって生み出された。
興味深いことに、Hania Raniは編集済みの映像を一切目にすることなくスコア制作に取り組んだ。代わりに彼女に与えられたのは、緻密に書き上げられた脚本と、彼女自身の豊かな想像力に委ねられた自由だった。
映画の物語は3人の登場人物と、静止した存在としての「家」を中心に展開するが、それらすべての関係性は固定されたものではなく、常に変化の過程にある。その繊細な質感こそが彼女の関心の中心となり、Joachim Trierと重ねた音楽や映画、そして『Sentimental Value』の背後にある哲学についての数多くの対話の核心となった。
2024年9月、Hania RaniはサウンドエンジニアのAgata Dankowskaと共にオスロへと渡り、主要なロケ地である家族の家で数日間を過ごした。撮影クルーが別のシーンの撮影のためにフランスへ向かっていたため、彼女たちはその空間を視覚的にも音響的にも自由に探索することができた。彼女たちは建物内でフィールドレコーディングを行い、アパートの中にあったオブジェクトや家具の音を捉えたほか、いくつかのピアノ曲の録音にも成功した。この「家」は物語の中で重要な役割を担っており、住人たちの複雑な軌跡を静かに見守る証人となっている。





