Hail Spirit Noir – Fossil Gardens

『Fossil Gardens』は、強烈で魂を高揚させる体験であり、紛れもないHail Spirit Noirの世界への音楽の旅であり、これまでで最も過激な作品です。別世界のメロディー、ヴィンテージ・シンセ、作曲上の実験によって定義されたバンドの特徴的なサウンドが再び登場し、ブラックメタル楽器とカオティックなサウンドスケープへとシフトし、次のレベルのサイケデリアへと到達しています。

長年のパートナーであるDimitris Douvras（Rotting Christ、Nightstalker）とCult of Lunaのメンバーで世界的に有名なマスタリングエンジニアであるMagnus Lindbergがプロデュースを担当し、バンドの抽象的なビジョンを完璧に反響させる暖かくソリッドなサウンドを作り上げました。アルバムのビジュアル面は、George Baramatis（ジャケット・アートワーク）とDimitris Katsenos（追加アートとレイアウト）が担当。

Eden in Reverse”から続くこのアルバムのテーマは、宇宙の秘密を解き明かし、空間と時間の限界を超えた新たな意識状態に到達しようとする哲学的・科学的な闘争。

『Fossil Gardens』について、Haris（シンセ）は次のように語っています： 「今回はこれまで以上に過激に、たくさんのブラスト、スクリーム、ミニマルなブラックメタルのテクスチャーを使いました。それでも、このアルバムはポジティブなアルバムだと信じています。このことを念頭に置いて、私たちはソリッドでありながら抽象的なサウンド・プロダクションを目指しました。つまり、リスナーが個々のパートや楽器の総和としてではなく、全体として音楽を感じられるようにしたかったのです。前作とは違うと感じる人もいるかもしれませんが、よく見ていただければ、極めて類似していることに気づいていただけると思います。”