ARTIST : Frau Lehmann
TITLE : Trost & Trotz
LABEL : la pochette surprise records
RELEASE : 1/30/2026
GENRE : indiepop, surf, punk
LOCATION : Leipzig, Germany
TRACKLISTING :
1. Ein Fuß im Grab
2. Melancholia
3. Berliner Pflaster
4. Außer Atem
5. Systemsprenger:innen
6. DLF Kultur will dass wir brennen
7. Die Alte Leier
8. Ausgetrocknet
9. Rastloses Getier
10. Wenn es abends endlich dämmert
11. Schlaflied
12. Testament
thoughtful vitamins
4枚のシングル(「Vier Jahreszeiten」)とハーフEP(Dirty Dishesとのスプリット盤「Gewäsch」)を経て、ついにFrau Lehmannのデビューアルバムがリリースされます。12曲を収録したこのアルバムのタイトルは『TROST & TROTZ』(慰めと抗い)。FRAU LEHMANNは、今の世界に何が必要なのかを自問自答し、この2つの提案を世に問います。
レコードのA面には「TROST(慰め)」が収められています。例えば、軽快な「Fuß im Grab」、ごく自然に「Melancholia」を待ち望む気持ち、そして「DLF Kultur will dass wir brennen」で歌われる賃金労働を伴うアーティストとしての在り方への怒りに満ちた告発などです。B面は「TROTZ(抗い)」を促します。「Alte Leier」は内なる親密なメロディへと姿を変え、「Rastloses Getier」は「Wenn es abends endlich dämmert」とともに汗にまみれたシーツから這い出します。そして最後には、終焉と再出発のマニフェストとして「Testament」がスピーカーから鳴り響きます。
踊れるようなリズムから叙情的な楽曲まで、これらの中では繰り返し「死」がテーマとなっていますが、どの曲も生の肯定に満ち、明るい光を放っています。社会的な大きな変化からごく私的な小さな変化まで、あらゆる「変化」との向き合い方がアルバムの中心に据えられており、それはまるで一つの成長のドラマを追っているかのようです。物事の終わりについて、諦念も過剰な感傷もなく思考を巡らせています。
バンドのギタリストであるToni Güntherは、カルテットのライブサウンドを、堂々とした厚みのあるダイナミックなプロダクションへと昇華させました。ボーカル、ギター、ベース、ドラムが楽曲の土台を形成し、ドラマーのFelix Kotheによるパーカッションや、ハーモニカ、クラリネット、シンセサイザー、オルガンの音色が繊細な躍動感を与えています。さらに、Annette Simons、Romy Jakovcic、Marlena Käthe、Bedroom Juneによるゲストコーラスや、Karlo Wenzelによるゲストトランペットも花を添えています。
何より前面に出ているのは、Fiona Lehmannの歌詞とフレージングです。Hildegard KnefやNina Hagen、さらにはChristiane Rösinger、Stella Sommer、Melanieからの影響も感じられますが、Fiona Lehmannの言葉と歌声は、何にも増して「唯一無二」です。Enyang Urbiksがマスタリングを手掛け、アルバムを温かみのある一体感へとまとめ上げました。ハイファイなレコード再生システムをお持ちの方なら、その音質を存分に堪能できるはずです。アートワークはベーシストのPhilipp Orlowskiが担当し、ブックレット内のイラストも手掛けています。『TROST & TROTZ』は、2026年1月30日にla pochette surprise recordsよりリリースされます。



