ARTIST : Animal, Surrender!
TITLE : A Boot For Every Bane
LABEL : Ernest Jenning Record Co.
RELEASE : 9/26/2025
GENRE : rock, dub, experimental, instrumental, jazz
LOCATION : Brooklyn, New York
TRACKLISTING :
1. Misswanderer
2. A Boot For Every Bane
3. Ruinous Realm
4. Poinciana
5. Shenandoah
2023年、ベーシストのPeter Kerlin(Sunwatchers、Chris Forsyth Solar Motel Bandなど)とドラマーのRob Smith(Gray/Smith、Rhytonなど)は、パスポートを燃やしてその灰を食べるという儀式を経て、Animal, Surrender!を結成しました。Kerlinが操る8弦エレクトリックベースは、リュートやピアノのような旋律を奏で、Smithの巧妙で独特なリズムと絡み合います。彼らの言葉を持たない音楽は、失われたフォークソングやポリリズムから紡ぎ出され、催眠的な構成を持つ作品となっています。
2024年にErnest Jennings Record Co.からリリースされたセルフタイトルのデビューアルバムでは、Nick DrakeやMike Wexlerのカバー曲を、ミニマルでプログレッシブなオリジナル曲と織り交ぜ、牧歌的で万華鏡のようなビジョンを提示しました。
そして、2025年に同レーベルからリリースされる新作『A Boot for Every Bane』では、パイプオルガン奏者のCurt Sydnorを迎え、その呪術的な音楽をさらに深化させています。バージニア州リッチモンドにある歴史的なセント・ジョンズ教会で、120年前のパイプオルガンを用いてレコーディングされました。
新作には、「Misswanderer」や「Ruinous Realm」といった新曲が収録されています。Kerlinの魅惑的なベースラインが複雑なリズムとオルガンの音色を伴い、聴く者を彼らの音楽の奥深い世界へと誘います。さらに、このトリオは、Ahmad Jamalのトリオで有名な魅惑的な「Poinciana」や、Harry BelafonteやBob Dylan、Tony Riceらの名演で知られる古典的な民謡「Shenandoah」といったアメリカのスタンダード曲を再解釈しています。
このアルバムは、古き良きアメリカのルーツを掘り起こしつつ、それを現代的で実験的なサウンドに昇華させた、スピリチュアルな作品となるでしょう。





