ARTIST : +1476+
TITLE : In Exile
LABEL : Prophecy Productions
RELEASE : 7/7/2023
GENRE : postmetal, neofolk
LOCATION : Salem, Massachusetts
TRACKLISTING :
1.Lost In Exile
2.Lapis Fire: Through The Mist
3.Tristesse In Exile
4.Jade Fire: A Paragon
5.When Comes The Dawn?
6.May Mountains Never Fall
7.Where Kings Fall
8.A Queen In Exile
9.Beyond The Meadows, Beyond The Moors
10.Carnelian Fire: The Gallows
11.Where Are You?
ニューイングランドの美しい風景の下には、何か不吉なものが潜んでいるようだ。Edgar Allan Poe(エドガー・アラン・ポー)、H. P. Lovecraft(H.P.ラヴクラフト)、Stephen King(スティーヴン・キング)など、アメリカのホラー・ジャンルの巨匠たちはそこで生まれ育ち、暗い著作を生み出してきた。しかし、’In Exile’ は、魔女や妖怪、深淵から現れる触手のある存在についての物語を語っているのではない。この道を進んでいるのは、私たち人間なのだ。’In Exile’ では、それぞれの曲が独自の世界を表現している。始まりは、シンガーでマルチ・インストゥルメンタリストのRobb Kavjianが、人は死んだらどこへ行くのだろうという古くからの疑問に思いを巡らせたことだった。これらのアバターは、ビジュアライゼーションのテクニックを使った瞑想の間、彼らの個人的な世界へのスピリチュアルなガイドの役割を果たした。死後の世界における個々の世界というこのコンセプトは、このバンドのサウンドを説明することを容易にはしないが、スタイル的にかなり多様なアルバムにつながった。’In Exile’ には、フォーク、ロック、メタル、パンクの要素に加え、ポスト・パンクの健全な要素も含まれている。1476は、マサチューセッツ州セーラムでRobb Kavjianとパーカッショニスト兼ドラマーのNeil DeRosaによって結成された。このため、正式なデビュー作の役割は『Wildwood』(2012年)にある。このアルバムはいくつかのシーンのアンダーグラウンドで広く流通した。2ndフルレングスは、マサチューセッツ州セイラムで開催された展覧会「Edgar Allan Poe: A Life of Hope & Despair」(2014年)のサウンドトラックとしてデザインされた。『Our Season Draws Near』で、1476は少なくとも2017年の彼らの条件においては、より「ありきたり」なアプローチに戻った。ニューイングランドでアーティストをダークサイドに導くものが何であれ、1476もまたそれに触れている。ジャンルの枠にとらわれない音楽が好きで、地獄の底への個人的なガイドとしてダンテをいつも求めているすべての人たちへ: ‘In Exile’ は、現実を超えたエキサイティングな世界へと続く、輝きに満ちた道を提供してくれる。