ARTIST : Orochen
TITLE : Anthroposcenic
LABEL : Suicide Records
RELEASE : 5/27/2022
GENRE : postrock, postmetal
LOCATION : Sweden
TRACKLISTING :
1.Black Snow
2.Gathering Storms
3.Iron Gates
4.Convalescence
5.Teeth of Glass
6.House of Bones
7.A Different Sun
8.Rat King
ディストピアを、今。Orochen、音楽とアートを融合させた心にしみるコンセプトアルバム ‘Anthroposcenic’ でデビュー
ダークフォーク、ポストロック、ブラックメタルの要素をブレンドしたサウンドスケープに、深い詩情と喚起に満ちた歌詞を乗せたAnthroposcenicは、私たちが築きつつあるディストピアの悲しみを、確かな視線で見つめています。
8曲を通し、アンスロポセニックは、個人主義、孤立主義、消費主義にさらに陥り、大義のために物事を行おうとする少数の人々が最終的に資本主義マシンの粘性の網に引っかかる世界の物語を語っている。このアルバムは、人類の存在、私たちの道徳観、環境との関わり方、消費優先の社会で生きることの心理的影響についての疑問を扱っている。
アルバムのタイトル ‘Anthroposcenic’ は、私たちの現状について熟考するよう呼びかけています。地球の生態系や地質学に人類が多大な影響を及ぼしていることから、現在の地質時代の最後の部分を「人新世」と呼ぶべきだと指摘されています。
しかし、Orochenは音だけにとどまりません。このアルバムのメッセージを増幅させるために、バンドは4人の著名なスウェーデンの写真家、Pelle Ossler、Johannes Berner、Niklas Lövgren、Christian Thunarfとコラボレーションし、それぞれの曲にオリジナルのイメージやシーンを組み合わせています。
Anthroposcenicは、Orochenの最新EPであるThylacineから自然に発展した音楽で、バンドの新しいトレードマークを維持しながら、いくつかの新しい領域を探求しています。このアルバムでは、Jonas Stålhammar (At the Gates) がメロトロンで、Nine (Wormwood) がボーカルでゲスト出演しているのを聞くことができます。