Yot Club – “Alive”

場所がアートに影響を与えることはよくあります。よく、世界中の大都市からインスピレーションを受けたという話を聞きますが、小さな場所も同様です。ポジティブにもネガティブにも。インディーズ・アーティストの Yot Clubは、次のEP ‘Santolina’ に収録される新曲 “Alive” で、同様に場所からインスピレーションを受けています。

Yot Clubは、Ryan Kaiserのモニカーです。今年初め、ミシシッピ州出身のこのアーティストは、彼の曲 “YKWIM” がTikTokの複数の人気動画に取り上げられたことで、大きな節目を迎えました。それ以来、この曲は Spotifyだけで1億回以上再生されました。’Santolina’ と新曲 “Alive” は、郊外の良い面も悪い面も含めて、全面的にインスパイアされています。このEPの名前は、ニューメキシコ州で計画されている郊外の開発地に由来しています。この開発地では、将来の住民に砂漠の楽園を約束していますが、この砂漠のライフスタイルを維持するために、開発地周辺の川がしばしば干上がってしまいます。

「”Alive” は、郊外での生活についての歌です。郊外はシュールな場所です。アメリカのどこにいても、同じ通りに同じ店が並んでいるように感じることが多いからです。どこかに巨大なコピー&ペーストボタンがあって、このような場所を作り出しているような気がするからです」とカイザーは言います。「このビデオでは、郊外をポジティブなレンズで表現したいと思いました」


Posted on 10/23/2021