Vundabar – “Devil for the Fire”

Vundabarは 発売されるフルレングスアルバム ‘Devil For The Fire‘ のニュースを持って戻ってきました。そのタイトル曲も公開されています。この曲は、ヒネリの効いたグルーヴィーなサウンドから始まり、不協和音が散りばめられた爆音へと発展していきます。

バンドリーダーの Brandon Hagenは、「この曲の始まりは、フィルム・ノワールを夢中で見て、神経可塑性に関する本を読み漁っていた時に生まれました」と説明し、こう続けています。

「フィルム・ノワールの多くでは、潜在意識や潜在的な恐怖が大きなテーマとなっています。そこで、抽象的で超現実的なイメージを用いて、独自の夢の論理を持つ内なる世界を表現しようと考えました。その直後、父が心臓の緊急手術とそれに続く脳卒中で命を落としてしまいました。父が助かるかどうかわからない状態で、病院に行く合間にこの曲を完成させました。COVIDの時代の病院、私たちに迫り来る死の恐怖、そして私が読み書きしていたことと父の事故が奇妙なタイミングで重なったことなど、すべてがシュールな出来事でした」


Posted on 11/10/2021