Lucinda Chua – “Golden”

アーティストLucinda Chuaは、アイデンティティと表現についてのセルフプロデュース曲 “Golden” を、Tash Tung監督との共同制作によるショートフィルムとともに発表します。
若き日の自分の視点から書かれた “Golden” は、お手本となる人物がいない状況でのアイデンティティについて、親密で心に響く瞑想曲です。「あなたのように見えないとき、私は誰に頼ればいいの?」、Chuaはそっとささやき、静かで不確かな宇宙への呼びかけをします。「太陽の光が私に当たったら/私は黄金色に輝いて見えるでしょう」 ミュージシャンのLaura GrovesとFran Loboのコーラスが加わり、彼女らの歌声は、Chuaの若き日の自分への光り輝く賛歌のような曲へと昇華していきます。この曲は、Chuaの高揚感あふれるストリングスアレンジに支えられ、「最初になること、最初になること」と歌い上げます。

映画監督、コラボレーター、そして親友のTash Tungと提携し、2人はこの曲に付随する心を打つショートフィルムを共同執筆しました。豊かな映画的な物語性を持つこのショートフィルムは、Chuaが9歳の新進気鋭の俳優Coco Bridgerと共に、Chuaの若き日の自分である「Yian Yian」役で出演しています。英国を代表する東アジア・東南アジアのクリエイターからなる制作チームを結成し、エグゼクティブ・クリエイティブ・プロデューサーのTiger Hagino Reid、プロデューサーのCheruto Wang、セットデザイナーのErin Tse、動作監督のDuane Nasis、写真家のMilo Van Giapに協力を仰ぎました。

「TashとESEAのタレントが大半を占めるキャストとクルーとの仕事は、私の職業人生で初めて、私が少数派でなくなった瞬間でした」 Chuaは、「Representationは多様性だけでなく、自分以外の自分を見る能力、夢や欲望を後押しするものでもある」と語っています。「この作品を発表することで、若き日の自分に誇りを持たせたいと考えています」

Posted on 10/20/2022