ARTIST : Jonas Wilson
TITLE : Smash The Control Machine
LABEL : Mr. Pink Record
RELEASE : 9/12/2025
GENRE : rock, altrock, psychedelic
LOCATION : Austin, Texas
TRACKLISTING :
1. The Last Days of Rome
2. “Bai lan” (摆烂) (Let it Rot)
3. Dream Of Life (Feat. Hannibal Lokumbe)
4. God Fell To The Ground
5. Steal a Piece
6. Creatures of Loss
7. Photograph
8. This One Might Hurt
9. Beat a Drum and Light a Fire
10. Corner of the Universe
揺るぎない献身とビジョンを持つミュージシャン、Jonas Wilsonが、2020年の『Science Fiction Post Blues』以来となるフルアルバム『Smash The Control Machine』をリリースします。
マルチ奏者、プロデューサー、サウンドトラック作曲家として30年にわたり活動してきたWilsonは、これまでHeartless BastardsやAlejandro Escovedoのライブメンバーを務め、Ghostland ObservatoryのAaron Behrensと共にドリームポップ/ロックデュオThe Midnight Strollを結成するなど、多岐にわたる活動を展開してきました。また、自身のレーベルMr. Pink Recordsを立ち上げ、オースティンの多くのバンドの成長を支えています。
新作『Smash The Control Machine』は、彼のキャリアにおける「自由を肯定する転換」の中でも、最も野心的で破壊的な作品です。トリップホップ、パンクロック、実験的ジャズ、エレクトロニックミュージック、サーフギターといった要素を組み合わせ、紛れもないオリジナリティを持つ強烈で爆発的なサウンドを生み出しています。
Sonic YouthやBrian Enoからの影響に加え、Patti Smith、Laurie Anderson、そしてツアーでサポートを務めたThe Flaming Lipsの作品からインスピレーションを得ています。さらに、伝説的なジャズトランペッターのHannibal Lokumbeが近所に住んでいることを知り、彼との交流を通じてジャズへの愛を再認識。Lokumbeの画家、彫刻家、詩人としての旺盛な創作活動からも大きな影響を受けました。
この音楽と視覚メディアの相互作用は、Wilsonを絵画やコラージュ制作へと導きました。彼は、アルバムの核となるコンセプトを視覚的に表現する一連の作品を制作しています。
アルバムのコンセプトは、私たちがジェノサイド、経済的激変、権威主義的な政治的漂流といった「オーウェル的な時代」を生き、技術的実存主義の中で人間性に向き合っているというものです。絵画のAntonio TapiasやGerard Richter、アルゼンチンのコラージュアーティストLeon Ferrariの作品から影響を受けたWilsonは、アルゼンチンのファシズムの歴史や、中国の若者のカウンターカルチャー、パレスチナの子どもたちの暴力的な物語といった世界の社会不安を、音楽とビジュアルの両方で表現し、連帯と統一の希望を込めています。
Wilsonは、こうした抑圧的なシステムの中で単に作品を作るだけでなく、自身の行動でもそれに対抗しています。今回のアルバムは、ヴァイナル、Bandcamp、Apple Music、Tidalでのみリリースされ、ソーシャルメディアからは撤退しました。彼は「若手アーティストのメンタルヘルスを損ない、音楽が単なる人気投票に過ぎないと一世代に信じ込ませたサービスを個人的には支持しない」と語り、「アーティストは作品の本質を取り戻し、動機を再構築しなければならない」と訴えています。今後は、観客との長期的な対話や、人々との質の高い繋がりを重視していくとのことです。



