AFI – Behind The Clock

AFI(A Fire Inside)が12枚目のアルバム『Silver Bleeds The Black Sun…』から、新曲「Behind The Clock」のミュージックビデオを公開しました。30年以上のキャリアを持つバンドは、常に進化を続け、一つのジャンルに留まることなく、リスナーを驚かせてきました。新作でもその姿勢は変わらず、フロントマンのDavey Havokは「過去のどの作品とも全く違う」と語っています。今作では、意図的に作曲プロセスを変更し、Echo & the Bunnymen、Sisters of Mercy、Bauhausといった70年代後半から80年代初頭のポストパンクやデスロックにルーツを持つサウンドに回帰しながらも、現代的な解釈を加えています。

「Behind The Clock」は、ダークで効果音を多用したKilling Joke風のギターと歪んだベースが特徴的な楽曲です。歌詞は、Havokが長年愛する映画監督デヴィッド・リンチからインスピレーションを受けており、「人生がアートを映し出すのか、アートが人生を映し出すのか」というテーマを探求しています。この曲は、単なる音楽を超え、私たちが消費するアートといかに向き合うかという問いを投げかけています。

『Silver Bleeds The Black Sun…』は、AFIが自らのルーツを再解釈しながらも、揺るぎない創造性を発揮し続けていることを証明する作品です。ハードコアパンクからダークパンク、そしてオルタナティヴ・ロックへと変貌を遂げてきた彼らの旅は、常に自分自身に忠実であり続けることで成り立っています。この新しいアルバムは、彼らがなおも私たちに多くの驚きを用意していることを示す、まさに新たな章の始まりと言えるでしょう。

Posted on 08/05/2025