Review

Matt Valentine最近はソロ活動が目立ちますが、それはそれでいいんですけど、ちょっと寂しいような。しかし、デュオとかソロとかを含めて初期の頃のハイペースには及びませんが、リリースが増えているのはこの人にとってはいい兆候かな。言ってみれば試合に出続けて調子を上げるタイプみたいなもので、ここ最近の中ではかなり脂の乗った仕上がりだと思います。最近親しくしている人達と思われるミュージシャン達が参加していますが、以前では考えられないいうなメンツですよね。ただ今回のリリース元を考えるとスポット的な作品かも知れませんが、セッション的な作品にしてはとても充実な内容なので、このメンバーでもっと煮詰めたものを聴いてみたいなと思いました。