今年、New Images からアルバム ‘Beat Punk’ をリリースしていたブルックリンのローファイ/ノーウェーヴ・バンド PC Worship の最新曲 “Mellow Moon” なんですが、たぶんメンバーが5名くらい居るっぽいけど、それらしさが全く伝わってこない、グズグズな曲でダメっぷりが更に磨きがかかった感じ。こちらはシカゴの Sophomore Lounge レーベルから間もなく7インチでリリースされる作品からのものとなります。
garage
Morgan Delt – “Beneath The Black And Purple”
サンフランシスコを拠点にするサイケデリック・シンガー Morgan Delt が、2012年にひっそりカセットでリリースしていた6曲入りの作品が、たぶん収録曲を増やしてタイトルもセルフ・タイトルに変って改めて Trouble In Mind Records からリリースされるようです。アルバムからの先行曲 “Beneath The Black And Purple” と、先にシングルで出ていた音源があるんで、そちらをよろしければ聴いてみて下さい。テープに重ね取りされた倍速風なサイケポップとガレージを混ぜたサウンドは、荒っぽさと甘酸っぱさが混在。デビュー・アルバムは、1/28 にリリースです。
Bleached – “Love Spells”
Jennifer & Jessie Clavin 姉妹によるパンク・ポップ・バンド Bleached の最新アルバム ‘Ride Your Heart’ から、収録の “Love Spells” のビデオがアップ。ハロウィンの日に合わせたゾンビ・ネタです。
Bloods – “No Fun”
オーストラリアのパンク/ガレージ・トリオ Bloods の最新EP ‘Golden Fang’ に収録の “No Fun” のビデオです。
Lodro – “If Life Was Like A Movie”
ブルックリンを拠点にするノワール・パンク・トリオってことですが、写真のほとんどは2人しか写っていなんですけど、どういうスタンスなんですかね。”If Life Was Like A Movie” は、新たに設立されたレーベル Tracer Sounds から最近リリースされた Lodro のデビュー7インチからの音源で、要素同様にグラマラスでやさぐれた感じのブルース・ガレージ。キャラ設定が出来ているなかなかの期待のバンド。同時収録の “Snake Song”もあります。
Dan Svizeny – “It’s Beautiful”
今年新作アルバム ’29’ を Bathetic レーベルからリリースした Cough Cool こと Dan Svizeny の本名名義での最新ナンバー “It’s Beautiful” です。本名作と、現在は Jon Phil Mack とのコンビになってる Cough Cool との方向性に違いはあんまり無いと思うけど、こっちの方がよりベッドルーム路線かな。”It’s Beautiful” を収録したセルフ・タイトルのEPが、Mirror Universe からこの秋にリリースされるらしいです。
White Lung – “Down With You”
今月初めに新曲 “Blow It South” をポストしましたが、新たな曲 “Down With You” がアップされたヴァンクーヴァーのパンク・バンド White Lung ですが、この音源と共に紹介されているアー写では3名しか写ってないんですが、一人抜けてしまったのかな? こちらの曲は、”Blow It South” のBサイドに収録される曲で、Deranged Records の他に、UKの Sexbeat レーベルからも同時にリリースされるようです。これまた今までとはちょっと違った音色感があるんだけど、2分程度で終るスタイルは変わらず。
Blank Realm – “Falling Down The Stairs”
ブリスベンを拠点にするローファイ、サイケデリック・バンド Blank Realm の新曲 “Falling Down The Stairs” です。シタールみたいな音色のギターがキラキラとそしてふんわりと演奏され、シンプルなフレーズの繰り返しで6分ちょっとある曲でして、これまでに無かった感じ。昨年、自国の Bedroom Suck Records からリリースされたアルバム ‘Go Easy’ と、その前の2010年作 ‘Deja What?’ が、今年 Fire Records から改めてリリースされておりましたが、新作は始めから Fire からも出るみたい。こちらの曲を収録すると思われる新作アルバム ‘Grassed Inn’ は、正確な日取りは分りませんが、2014年にリリースされるようです。
Temple Songs – “I Can’t Look After You”
マンチェスターを拠点にする4ピース・バンド Temple Songs の最新シングル “I Can’t Look After You” です。Thee Oh Sees, Ty Segall 直系のガレージ・サウンドで、そこにUK産らしいメロディ感が潜んだバンドです。こちらの曲を収録したシングルが RIP Records からリリースされているはずですが、サイトではなにも更新がないので遅れているのかもしれません。ことし先にリリースされていたシングルから “Passed Caring” もいい曲なんで未聴のかたはぜひ。
Cassie Ramone – “I’m A Freak”
Vivian Girls, The Babies のメンバーとしてお馴染みの Cassie Ramone のソロ新曲です。以前もスプリット作でソロ曲をいくつかリリースしてて、今年も Famous Class レーベルのスプリット・シリーズに Hunx と共に登場してましたね。そして、今回もスプリット作でのリリースで、レーベルはオーストリアの Siluh Records から。スプリと相手のアーティストは、ブルックリンのガレージ・バンド Xray Eyeballs でして、彼等の音源もついでにどうぞ。ソロ単独リリースも近い?