スタジオを捨て、愛する人とのロフトで紡いだ純真――Buzzy Leeが新作『Shoulder To Shoulder』で到達した「究極の親密さ」

スタジオを捨て、愛する人とのロフトで紡いだ純真――Buzzy Leeが新作『Shoulder To Shoulder』で到達した「究極の親密さ」

シンガーソングライターのBuzzy Lee(Sasha Spielberg)が、2023年の『Internal Affairs』に続くサードアルバム『Shoulder To Shoulder』を2026年3月27日にリリースすることを発表しました。本作の制作は、彼女が現在の夫であるHarry McNallyと暮らすためにロサンゼルスからニューヨークへ拠点を移した2021年に始まっており、二人が自宅で録りためた素朴な音源がプロジェクトの基盤となっています。

当初はスタジオでの制作を試みたものの、デモテープに宿っていた誠実さと精神を維持するため、最終的にはチェルシーにある二人のロフトに機材を持ち込み、McNallyのプロデュースのもとでレコーディングが行われました。リビングルームから寝室のクローゼット、デスクに至るまで、家のあらゆる場所が録音スペースとして活用され、生活感と密接に結びついた親密なサウンドが追求されています。

制作過程では、腹部に湯たんぽ、その上に毛布、さらにその上にシンセサイザーを置くといった「火災の危険さえある」ほど型破りでリラックスした手法が取られました。こうした心地よくも型破りなアプローチが功を奏し、結果としてBuzzy Leeのキャリアの中で最も感情的な響きを持つ、親密度の高い作品が完成しました。