Wishmountain – Stonework: 1000 metres down remixes

Matthew HerbertのWishmountainとしてのカムバックと、8月6日に開催されるDekmantelフェスティバルでのライブパフォーマンスを記念して、Accidental JnrがWishmountainの代表作と最新作Stoneworkのリミックス集をリリース：

多くのHerbertのプロジェクトと同様、Wishmountainのリリースは、特定のマテリアル・サウンド・パレットを中心に展開される。90年代初頭には、ハードウェアによる実用的な制約があったが、Herbertにとっては、音源の制約が音楽のフォーカスをより鮮明にするという、目的意識を持った作業方法となった。

このような制限は、1999年のアルバム『Wishmountainisdead』から、イギリスのスーパーマーケット・チェーンの人気商品10種類をサンプリングした2012年の『Tesco』へと受け継がれ、現在に至る『Stonework』（2022年）では、Herbertをミニマル・テクノの鉱山に突き落とし、催眠的でジグザグしたリズムのメロディックなワークアウトを10曲作り上げた。