ここ1年間で立て続けにハードなリリースを重ね、Phoebe GoやThe Belair Lip Bombs、Cry Clubらとの共演を経て、オーストラリア・メルボルンを拠点とするオルタナティブ・ロックバンド、TILEがセカンドEP『Human On Hold Vol. 2』をリリースしました。アルバムの核となる楽曲「Answer」も同時に公開されています。
2024年発表のEP『Human On Hold Vol. 1』の続編となる『Human On Hold Vol. 2』は、社会の圧力、非現実的な基準、そして絶え間ない明晰さの探求と戦う、ポストパンクのエネルギーに満ちた作品です。バンド自体が持つミステリアスな雰囲気や緊張感と同様に、EP全体がこれらのテーマを闇の中で探り、内に秘めたフラストレーションを表現しています。
ヴォーカルのJames Morrisは、「これらの楽曲は、最初のEPと同じ時期に書かれ、ライブで演奏されてきた初期からの曲だ」と語っています。歌詞の多くは、彼が慢性疲労と闘っていた時期に形作られたものであり、それらを一つの世界にまとめることは理にかなっていたと説明しています。
アルバムは、メルボルンのIrene’s WarehouseでプロデューサーのThomas Keyteとレコーディングされ、Holy HolyのOscar Dawsonがミックスを担当しました。世界に馴染めない内面の葛藤を歌った先行シングル「Cloud」や、EPを覆う重厚なギターサウンドと重苦しいイメージの中で一瞬の安らぎを与える「Is It Any Wonder」も収録されています。
EPの中心であり、締めくくりの曲である「Answer」は、必死に明晰さを求めるものの、物事がこれまで以上に曖昧になっていく様を描いています。この曲は、「すべての嵐の後に虹がかかるわけではない」という厳しい現実を突きつけ、ヴォーカルのJamesやバンドにとって、自己発見への道が決して終わりのないものであることを示唆しています。





