Rival Consoles – Now Is

ARTIST : Rival Consoles
TITLE : Now Is
LABEL : Erased Tapes
RELEASE : 10/14/2022
GENRE : ambient, newage
LOCATION : London, UK

TRACKLISTING :
1.Beginnings
2.World Turns
3.Eventually
4.Frontiers
5.Vision of Self
6.Now Is
7.Echoes
8.Running
9.The Fade
10.A Warning
11.Quiet Home

ロンドンを拠点に活動するミュージシャン兼プロデューサー、Ryan Lee West(通称)は、シンセサイザーを人間の音にしたような、ドライブ感のある実験的な電子音楽を制作しています。より有機的で生きた音を作りたいという彼の一貫した願いは、マシンの背後にあるソングライティングの感覚を捉えた作品を形成することです。

批評家から絶賛された15年のキャリアの中で、の音楽は、初期のEPの挑戦的な作品から、ドローイングやスケッチを使って各トラックを想像し発展させた ‘Articulation’(2020)、進歩するテクノロジーとソーシャルメディアに囲まれた生活の人間的・感情的な結果をテーマとした ‘Overflow’(2021)など徐々にコンセプトと変容の幅を広げている。

‘Now Is’ は、洗練と進化を求める継続的な探求の新たな章を記すものです。より遊び心がありメロディックなこのアルバムは、ミニマリストのソングライティングにおける多くの実験を参考にし、シンセサイザーとアコースティック楽器をシームレスにブレンドしています。「この時代の孤独と不安に強く影響された作品もある。また、より楽観的で活気に満ちた作品もあります。これは、アートが人生の様々な側面を表現したいと思う私のレコードの一貫した姿勢だと思います」

高揚感のあるアレンジの “Beginnings” やモータリックビートの “World Turns” から、アイスランドの不毛の風景に影響を受けた “Frontiers” の孤独まで、Rival Consolesの8枚目のスタジオアルバムは微妙に変容し進化している。

オーケストラの弦楽器セクションが構築するような動きと色彩を、シンセサイザーで作り出そうとしたのです。「この2つの世界には多くの相乗効果があると思うんだ。シンセと音がお互いに織り成す催眠術のような旅を作りたかったんだ」 このWestの言う「旅」は、彼がプログレッシブなキャリアを通じて行ってきた音楽へのアプローチの仕方、つまり決して静止することなく常に前進し続ける進行中のプロジェクトと共生しているのである。