ニューヨークのポストハードコアバンド Quicksandが、4枚目のスタジオアルバム ‘Distant Populations’ をEpitaph Recordsからリリース。
‘Distant Populations’ は、ペンシルバニア州コンショホッケンの Studio 4 Recordingでレコーディングされ、Will Yip(The Menzingers, Code Orange, Defeater)がプロデュースとエンジニアリングを担当し、Josh Wilbur(Lamb of God, Megadeth, Avenged Sevenfold)がミックスを担当しました。このアルバムは、高い評価を得た2017年リリースの ‘Interiors’ に続く作品です。音的には前作よりもパンチの効いたアップテンポなサウンドになっており、その11曲は無駄な音が一つもない簡潔で刻まれた音の宝石を誇っています。一聴しただけで、心に響くリリックと生々しいパワーが伝わってきます。
アルバムの11曲を通して、Quicksandは、個人的な関係と大衆社会の一部としての私たちの同時存在の二重性を探り、同時にその疎外感と孤独感を考察しています。フロントマンのWalter Schreifels(ウォルター・シュライフェルス)は次のように述べています。「誰もがお互いにつながっている一方で、とても離れています」「私たちはお互いのソーシャルメディアをチェックして、みんなが何をしているか知っています。でも、同じ部屋に座っているときは、携帯電話を見ているんですよ」と、悲しい皮肉を述べています。