P.A. Presents – Lost Voices

SoHaSoは、オランダのエレクトロニック・アンダーグラウンドの豊かな土壌で、失われた宝石を見つけ続けています。P.A.Presentsのことは、彼の大作『Entangled EP』（1995年）やU-Traxからの数多くのリリースでご存知かもしれません。

SoHaSoから、90年代当時の埃をかぶったDATテープが眠っていないか連絡を受けたPeter Aarsmanは、さっそく発掘を開始。そして、いいものをたくさん見つけました。

ここでは、Carl Craig、Drexciya、Bolaといった名前が、ファンキーでメランコリックなエレクトロニカを愛する人たちの間で有名だった前世紀にタイムスリップできる6曲を紹介。

ムーディーなストリングス、別世界のメロディー、シンコペーションのブレイクビーツなど、P.A.は『Lost Voices EP』でその魅力を存分に発揮。4Hero風のDrum ‘n Techや、Viceのミステリアスで飛び跳ねるようなエレクトロ・ヴァイブスのように。

Drop It』とエンディング・トラック『Lost Voices』では、オランダ人プロデューサーは完全にクラブ・モードに突入。このテクノは、風の強い港町の倉庫を満たしていたもの。

ProxyanによるDrexiyanリミックスも要チェック。ProxyanはViceの骸骨のようなリミックスで推理術をマスター。

アートワーク Lu Liang、The Exercises