MUNA – MUNA

ARTIST : MUNA
TITLE :
LABEL : Saddest Factory Records
RELEASE : 6/24/2022
GENRE : altpop, electronic
LOCATION : Los Angeles, California

TRACKLISTING :
1.Silk Chiffon
2.What I Want
3.Runner’s High
4.Home By Now
5.Kind Of Girl
6.Handle Me
7.No Idea
8.Solid
9.Anything But Me
10.Loose Garment
11.Shooting Star

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は魔法だ。2021年という見捨てられた年をスパングルとポンポンで刻印し、人生で最も不安な時期に「人生はとても楽しい、人生はとても楽しい」と歌わせる(そしてたぶん信じさせる)ことができるバンドが他にあるだろうか。バンドの新レーベル代表 Phoebe Bridgers(フィービー・ブリッジャーズ)をフィーチャーした MUNAのカルト的大ヒット曲 “Silk Chiffon” は、パンデミックから1年半を経た灰色の空に、二重の虹のように降り注いだ。リード・シンガーソングライターの Katie Gavin(ケイティ・ギャヴィン)、ギター兼プロデューサーの Naomi McPherson(ナオミ・マクファーソン)、ギタリストの Josette Maskin(ジョゼット・マスキン)がUSCで一緒に音楽を作り始めて以来、彼らは常に痛みを憧れの基盤、成長の一部、そして限界的経験の固有の要素として受け入れてきた。バンドのメンバーはクイアや少数派のコミュニティに属し、何よりもこれらの仲間のために演奏する。しかし、MUNAにとって、10年近くにわたる友情と、パンデミックによる自己破壊の長期間の後、可能な限り最も過激な音は、至福の音であることもあるのだ。

バンドのセルフタイトル3rdアルバム ‘MUNA’ は、自分たち以外には何も証明するものがないバンドが、力強く、じっくりと、次元の高い作品を作り上げた画期的な作品である。”What I Want” のシンセは Robynのダンスフロア用アンセムのようにきらめき、”Anything But Me” は12/8で疾走し、80年代のネオンをまとった Shania Twainを思わせる。”Kind of Girl” は、The Chicksのコーラスのように高く、悲しげに、親友と最大音量で歌いたいと懇願するような曲。マクファーソンとマスキンのアレンジとプロダクション、そしてギャヴィンのソングライティングの両面において、新たな創造性と技術的な能力が発揮されている。ディスコボールが壁一面に輝き、汗をかき、泣き、床に寝転び、誰とでもいちゃつくことができ、愛する人の前では無防備になり、自意識は喜びのうねりを鋭くするだけという場所。