Mark Peters – The Magic Hour EP

ARTIST :
TITLE : The Magic Hour EP
LABEL :
RELEASE : 3/24/2023
GENRE : , ,
LOCATION : Wigan, UK

TRACKLISTING :
1.Magic Hour
2.Alpenglow
3.Mark Peters feat. BJ Cole – Silver River (Dawn Chorus And The Infallible Sea Remix)
4.Mark Peters feat. Dot Allison – Sundowning (Richard Norris Remix)

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エンジニアのソングライターでギタリストのの新しいEPには、元One DoveのシンガーDot Allisonとペダル・スティールの伝説的人物B.J. Coleがゲストとして参加しています。

このEPには2曲の新曲と、昨年リリースされ高い評価を受けたアルバム「Red Sunset Dreams」からのリミックス2曲が収録されています。Dot Allisonをフィーチャーした「Sundowning」はRichard Norrisによってほとんどバレアリックに変身し、B.J. Coleをフィーチャーした「Silver River」は、インディアナポリスの集団Dawn Chorus And The Infallible Seaによって畏怖すべきアンビエント・アメリカナへと変化させられている。

Azure Vistaからリリースされた彼らのアルバム『Liberamente』は、2020年のお気に入りのレコードの一つだった」とマークは言う。「私が長い間聞いてきた中で最高のアンビエント・ギターの録音がある。B.J.のペダル・スティールを別の種類のメランコリックな背景で再コンテクスト化したところが好きなんだ。オリジナルよりもずっと内省的で夢のようだ」とね。

2曲の新曲は、夕焼けに関連したタイトルという点ではアルバムと共通のテーマを持っているものの、音楽的なムードの変化を示している。どちらも、ベーシストのDean RobyとドラマーのChris Smithとのトリオで演奏した最近のライブに触発されて、より推進力のある、ドライブ感のある曲になっている。実は、このタイトル曲をライブセットに加えることで、20年という長い年月を経て、ついに命を吹き込まれたのである。

「2000年代初頭、マンチェスターの中心部にあるアパートに住んでいた時に、Simon Tongが貸してくれたSoundcraftのデスクで “Magic Hour”のデモを書いたんだ」と、Markはタイトル曲の起源を語っている。「最初のギターをThe VerveのNick McCabeが持っていたAlesis Quadraverbで録音したので、何年も’Alesis’と呼ばれていたが、今ではよりグルーブ感のあるものに成長し、Innerlandでやっていたことにエレクトロニカの影響を受けたようなものになった」と語っている。

“Alpenglow” は、MarkがBoss RC-300 Loop Stationを購入した後、より最近になって生まれたものだ。「最初の意図は、サイケデリックなJoy Divisionスタイルのトラックを録音することで、言葉にできないようなことをしようと思っていたんだ」とMarkは説明する。この曲は確かにダークなポストパンクのフィーリングを持ち、例えば「Shadowplay」をパワーアップさせたようなものだが、クラウトロックのギアに入ると、ギターがMichael Rotherに代わって、今は亡き偉大なTom Verlaineが参加している「Neu!」に近いかもしれない。